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内容説明
暗殺前日、信長は何を言ったのか? 「本能寺の変」後、寺から消えたものは? そして、この同じ年に起きた、世界史上の大事件とは? 東アジアの視点で描く、新たな信長像!
目次
プロローグ―本能寺の変とその前日
第1章 信長はどう描かれてきたか―天皇との関わり
第2章 本能寺の変の黒幕候補たち
第3章 永楽銭、石見銀山、倭寇―東アジアの経済交流
第4章 安土城、名物茶道具―信長と唐物
第5章 東アジアの暦と太陽暦、太陰暦
第6章 明暦と日本
第7章 宗教と信長王権
エピローグ―そして太陽暦が採択された
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
28
太陽暦や太陰暦等、歴の話題は興味深いのだが、タイトルと中身の関係がよく理解できない等、読後に残るものがない。もうちょっと読者を引き付ける構成をお願いしたいところ。2022/02/03
スプリント
10
なぜそのタイトルにしたのか。まるで洋書の翻訳本のようなとってつけたようなタイトルです。著者というよりも出版社の問題ですかね。2019/05/04
おらひらお
8
2009年初版。織田信長を東アジアの視点から見直した本です。本能寺の変についても国内に原因を求める傾向が強かったので、視点としては新しいかもしれませんが、著者の見解が最後までは述べられていないような気もします。図書館借用本なので、線が引けず付箋でチェックしましたが、11か所にチェックが入りました。余談的なところにも学ぶところがありました。それにしても日本人における司馬遼太郎の影響は良くも悪くも大きいものであることろ再確認できました。2012/08/12
YOS1968
4
本能寺の変の新説ということなのだろうか。しかし動機が暦にあるとしたところは新しいというかなんというか。戦国時代は日本のローカルな問題という思い込みがあったけれど、東アジアの国際問題であったという視点は新しく、また納得できるものだった。2010/10/19
maito/まいと
4
タイトルと内容のギャップが開きすぎな1冊。結局新たな視点の必要性を提示しただけで、結論に至っていない・・・海外と日本との関わりを意識するきっかけになったし、暦を始めとした日本国内での文化の違いも再確認させてくれたけど。。。タイトルを変えるべきでは?2009/08/24