内容説明
「助六」「忠臣蔵」「寺子屋」「熊谷陣屋」など四〇余の演目を中心に、歌舞伎ならではの演出や見どころ、役者の魅力を紹介。演劇評論の第一人者の妙趣に富む文章で、より深い鑑賞へと誘う、至上の歌舞伎案内。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
44
歌舞伎好きですが詳しくなかったので読んでみました。 我慢して途中まで読みましたが、私には合わなかったようです。 特に最初の助六で、一度も観ていないからこそ楽しみにしていたのですが、すぐにも観たくなるといったワクワク感は感じられませんでした。 最後まで読んでいないので、これ以上の感想が書けません。2016/01/08
脳疣沼
2
初心者は歌舞伎のどこをどう面白がれば良いのか、が知りたくて読んだが、いまいちだった。2015/12/14
お抹茶
1
役のおもしろさ,名優のうまさを記す。隈取りは現代人の顔にはのりにくいが,二代目松緑の梅王丸では隈取りが松緑の顔そのものとして生きていた。狐忠信では,狐が義経の人間関係以上に人間の理想を実現していたことを義経が察する「涙」も必要。歌右衛門最後の「道成寺」くどきでは,老優の影が現れ,二重写しの果てに,忽然と一人の美女だけが桜の下で舞い続けた。八重垣姫の優美さや濡れ衣の悲しさは朧に霞む障子一枚で香気で表す。世話物のいのちはリアル過ぎない「それらしさ」。歌右衛門と梅幸を特に褒め,当世では仁左衛門と吉右衛門を推す。2019/01/18
ブルーローズ
1
14年4月3日。歌舞伎にはいろいろ約束事があり、それを知らなくてもそりゃ楽しめるけど、知っていたほうがもっと楽しめるし。その知識付けにはうってつけの本。読んでいるうちに見たくなる演目もまた、出てきちゃった。2014/07/01
みつひめ
1
最近見た演目についての記述に「え、見落とした!」と思うこと、しばしば(汗 知ってるつもりでも、まだまだしらないこと、気づいてないことがいっぱいあるなぁ、ということを再確認。折にふれて読みなおします。2010/01/26
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