内容説明
中井正一は、なんと魅力的な人間だったのか─
美学者・哲学者として独自の思想・論理を構築し、戦後、羽仁五郎の推薦により、国立国会図書館初代副館長に就任する。久野収、大宅壮一ら、同時代の多くの知識人、文化人と親交を結んだ。
スポーツを愛し、映画を愛し、そして人間を愛した。
その豪放磊落な性格は、人を魅きつけてやまなかった。
大宅壮一をして「こういう人物によってつくられた社会なら、文句なしに移り住みたいと思う」
といわせしめた(本文より)男、中井正一の生涯を描く。
目次
序章 まなざし
2章 幸福な季節
3章 抵抗と挫折
4章 地方文化運動の光と影
5章 真理はわれらを自由にする
6章 図書館法ついに通過せり
終章 新しい神話をもとめて



