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内容説明
破綻したホテルや旅館の再生ドラマ。星野リゾートが再生を手がけた全国各地のリゾートが舞台。星野佳路社長の「人を活かす再生」によって、意欲を取り戻し、自主的に行動するようになったリゾートのスタッフが、戸惑い、壁に突き当たりながらも、再生への取り組みを軌道に乗せる。日経ベンチャー(現・日経トップリーダー)で連載した「星野リゾートの事件簿」、日経トップリーダーに連載中の「星野リゾートの『教科書通り』で会社を伸ばす」に大幅に加筆して書籍化。──星野リゾートのホテルや旅館が、なぜ顧客を引きつけるのか。そのホスピタリティーの『原点』が明かされる。
目次
頂上駅の雲海―アルファリゾート・トマム(北海道占冠村)
踊る超名門旅館―古牧温泉青森屋(青森県三沢市)
新入社員のブチ切れメール―アルツ磐梯(福島県磐梯町)
一枚のもりそば―村民食堂(長野県軽井沢町)
地下室のプロフェッショナル―星のや軽井沢(長野県軽井沢町)
先代社長の遺産―ホテルブレストンコート(長野県軽井沢町)
地ビールの復活―ヤッホー・ブルーイング(長野県軽井沢町)
常識との決別―リゾナーレ(山梨県北杜市)
スキー場なきスキーリゾート―リゾナーレ(山梨県北杜市)
激論する未経験スタッフ―アンジン(静岡県伊東市)
名おかみの決断―蓬莱(静岡県熱海市)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
42
「星野リゾートの教科書」が面白かったので、こちらも。施設ごとのトラブルとその解決事例が載っているが、そのどれもがホスピタリティに溢れ、不覚にもいちいち涙しそうになった。2017/09/26
財布にジャック
37
星野リゾートの宿に2箇所だけですが、泊まったことがあり、とっても良かったので、興味津々で読みました。なるほど、これを読めば星野リゾートが素敵なわけがわかりました。2019/09/05
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
25
問題点に対して、現場に対応を委ねる星野さんの方針の下、現場の人間の力で問題点を解決していくストーリーが施設毎に掲載されていいます。自由闊達な意見を言い合える職場環境の大事さが改めて実感出来ます。当初は人材の定着率の低さに悩まされ、1年間会社を休んで旅行したり、学業に励んだり好きな事が出来る無給の休暇制度、季節毎に職場を選択できる制度等の導入で定着率は改善している様です。全てのサービス業にとって星野リゾートの成功は参考になる部分が有るのでは無いかと思います。2015/02/10
幹事検定1級
24
倒産もしくは経営破たんしたホテル・旅館を星野リゾートが再建していく姿をその中心的な役割を担うスタッフに焦点をあてたドキュメンタリー。顧客満足度を徹底したその再建手法が、星野リゾート人気につながっているのでしょう。そして顧客満足度を徹底するスタッフを重要視する姿勢も選ばれる企業の一つの理由でしょう。それにしても再建した一つ一つのホテル・旅館にそれぞれ魅力がいっぱいですね、ぜひ訪れてみたいものです。(図書館本 )2015/09/06
読書ニスタ
18
OMO5祇園に泊まったので購入 写真のタイミングが文章とピッタリで、ハッとする良さがあった 客目線でも、求人募集としても、同業者向けにも、いい啓発になってる2022/07/31