内容説明
二人の頭脳、才能、個性…名古屋大学で運命の出会い。世界に誇る、名古屋の奇跡はこうして生まれた!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
びすけっと
10
2009年6月刊。(少し遠い)地域図書館出会い本。南部さん、小林さん、益川さんが物理学賞を同時受賞した時に掲載された記事をもとにまとめられた本。恩師・坂田先生が築いた民主的運営に共感なさっているところが素敵だ。遊んでばかりのようだけれど、読書とおもしろいと感じたことを集中して勉強している姿はすごい。「stadyには知る楽しみという意味がある。自分の専門を見つけるということは、努力しなくても集中できることを見つけることだと思う」(p.131)という益川さんや応用研究に囚われがちと警鐘を鳴らす小林さんに共感。2015/09/13
ネコタ
3
中日新聞に連載されていたものをまとめたものに加え、ノーベル賞を受賞したときの報道やその後の講演会の様子をまとめてある。2015/05/04
渓流
2
あっちこっちで喋ったり、書いたりしたパンフの記事の切り継ぎ様の小話集。地域新聞社が書いた俺らが自慢の物語集ではあるが、コーヒーブレイクの読書の楽しみにはちょうどいい。2010/01/31
hiraku-m
0
益川さん「机に向かうと思考が停止する」博士論文の指導のとき、片道5時間の道を往復したエピソードが書かれていた。確かこれは論文に誤りが見つかって、急遽ストーリー変更をしなきゃいけなかったんじゃなかったかな。そこまで書いてないからよく分からないけど…記憶をここにメモ。2010/10/19