内容説明
王国カタラスのただ一人の姫君が逃げ出した。王が勝手に決めた縁談に反発して、恋仲だった剣士と愛の逃避行に踏み切ったのだ。……と、城下の人々は噂したが、それは全くのデタラメ。王女を追いかける羽目になった剣士のラシードは城の壁を守る下級兵で、王女の顔さえまともに見たことがなかったのだ。魔術師ファールーンとの邂逅を経て、王女はサフィーネと名乗り、共に身分を隠してバビロンの都に向かうことになる。その裏には、豊かに暮らしてきた王女にとってあまりにもショックな事実があった……! どんでん返しだらけのバビロニアン・ラブファンタジー、第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
asaki
1
★★★★2009/05/31
楓
1
苦手なタイプの主人公なんだけど、なんだかんだで読めた。この子の行動に納得できたからかなー。不思議だ。おもしろかった。2010/08/30
ハル
0
6/102015/06/04
Tom
0
前作より圧倒的に面白かったと感じました。魚大好き我がまま王女と秘密を抱えた兵士の逃避行(?)何だかんだ言いながらも見捨てずに王女の旅に付きあってくれるラシード優しいな!それに比べてアスガールの登場の短いこと!笑 また出てくるのかと思ったらさっぱり出てこなくて、表紙にいるのに!?ってなりました。これまた前作同様王道展開多いですが、サフィとラシードのやり取りが面白いので好きでした!2013/11/22
夏花
0
とっても面白かったです。王女脱走から魔術師ファールーンから告げられた真実、ラシードの秘密と衝撃がたくさんでした。意外と悪霊の姿が可愛らしかったです。 一冊で結末までいかなかったのは残念。続きが気になって仕方ありません。アスガールなんて表紙に出てるくせにさっさと消えちゃいましたし。 「悪霊娘と落ちてきた恋人」も読んでみたいです。2013/07/04