内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
仏教やキリスト教などの世界から古代文明、民間信仰にいたるまで、世界各地の伝説や宗教に伝わる地獄や天国など死後の世界を紹介。あわせて、その世界に棲むとされた悪魔などの住人や、世界各地の死生観も解説する。人々が空想してきた様々な「あの世」のことがよくわかる一冊。
<電子書籍について>
※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。
※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたものです。
※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。
株式会社西東社/seitosha
目次
地獄(地獄とは何か 善人でも罪人でもない者が行く 煉獄 ほか)
冥界(冥界とは何か 冥王ハデスの統治する国 ハデス ほか)
異界(異界とは何か キリスト教の異界 リンボ(辺獄) ほか)
天国(天国とは何か キリスト教における天国 エデンの園 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
6
キリスト教や仏教だけでなく、北欧神話やアステカ文明、中国や日本の神話などから地獄等を紹介しており、よく調査し、意外としっかり書かれているなという印象。ゲームやアニメでも登場するキャラが結構居て出典はここだったのかと思ったりもした。仏教の地獄の数はやはり半端ない。2017/01/17
tieckP(ティークP)
5
思った以上にしっかりした知識に基づいた本だったなあという印象。筆者の名前は昔TRPG関連の本や雑誌を漁っていたときにはよく目にしたものだった。まあ、日本においてラップがインテリ層によって紹介されたのと同様に、TRPGの普及に努めたみなさんも英語資料や神話の知識を自ら漁るに足る力量があったのだろう。浅学な僕には一部キリスト教関連の部分しか判別つかないけど、その限りではかなりいい加減さは廃されている。ネタ本などあるのかもしれないけど、幅広い宗教や文化からよく集めてきたなあと感心した。イラストもなかなかよい。2015/10/03
Ryo
4
図書館。読メにて知り着手。頑張って読もうとしたけどあまりに面白くなくて断念。絵も漫画ちっくで期待はずれだし様々な宗教の死後の観念を「地獄」「冥界」「異界」「天国」と種類別に分けてしまっているのでキリスト教の死後の世界観など全体が見えにくいのが私は非常に不満でした。機会があればまた。2015/02/14
†漆黒ノ堕天使むきめい†
0
我々のいる世界とは異なった世界についてはその地域の特徴が見えてくる。と真面目にいうけど、中二病臭がして面白いです。
もけうに
0
イラストも多く、関連した漫画・アニメ・映画・小説等にも触れられているので、取っつきやすく面白い。すっと頭に入る。オタク文化と神話は切っても切れないよなあー。あと、やっぱ仏教って世界宗教の中では異彩を放っていて面白いわ。2013/11/04