内容説明
読解と対話で紡ぐ「ことば」と「心」。子どもたちの実態が道標。授業を磨き、学ぶこと・伝えることの喜びを保障する。10年間の学校再生の実践に学ぶ。
目次
序章 心を育てた国語科教育―「暴力をことばに“変える”」を合い言葉に(なぜ、国語科研究なのか;「ことば」が可能にしたこととは)
第1章 「ことばの力」を育てる―読むために話し合う、話し合うために書く(物語の読解から始まる「心を育てる国語科教育」―学習活動への一工夫が深める「ごんぎつね」の読み(4年)
「新聞記事を読み比べよう」―記者の「心」に迫る(5年) ほか)
第2章 スモールステップを組み立てる―サイドライン・劇化・段落パズルなどの授業の工夫(読解の基礎1(物語文)―暴力をことばに「変える」
読解の基礎2(説明文)―文章構成を読み解く ほか)
終章 荒れる心に「ことば」の響きを―スモールステップで育てる「ことば」と「心」(要点の1つめは「心を育てる国語科教育」;要点の2つめは「学習方略のスモールステップ化」 ほか)
著者等紹介
田村泰宏[タムラヤスヒロ]
甲南大学教職教育センター教職指導員。大阪市教育委員会事務局中央図書館学校図書館コーディネーター。1978年より大阪市立小学校教員として勤務。1989年~91年に兵庫教育大学大学院に内地留学。清江小学校校長(2008年~11年)、清水丘小学校校長(2011年~15年)を経て現職。2014年4月より2022年3月まで、生野南小学校にて国語科研究の指導に関わる
西岡加名恵[ニシオカカナエ]
京都大学大学院教育学研究科教授。日本教育方法学会理事、日本カリキュラム学会理事など。さまざまな学校と連携して、カリキュラムの改善やパフォーマンス評価の活用などに関する共同研究開発に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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