内容説明
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虚構・仮想世界とされる文学作品も、見方、扱い方で見えなかった世界が見えてくる。どこが文学的創作で、どこまでが事実として歴史学的に捉えられるか。実態に即して具体的な資料として腑分けを行う。古代社会の実相と、万葉集の時代の社会の動きを捉えた意欲的な試み。
目次
万葉歌の背景(葛城と『万葉集』
呪われた釣針
散りいそぐ恋人たち ほか)
万葉集の時代(蘇我氏の仏教導入策の狙い
東国国司は何を目にしていたのか
大化新政府の財政基盤 ほか)
付録(今日は三角縁神獣鏡の日?
史料の価値には順がある
図書・情報室のジレンマ)