猫島ハウスの騒動 - 長編推理小説

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猫島ハウスの騒動 - 長編推理小説

  • 著者名:若竹七海
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2014/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334745844
  • NDC分類:913.6

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内容説明

葉崎(はざき)半島の先、30人ほどの人間と100匹以上の猫がのんきに暮らす通称・猫島。その海岸で、ナイフが突き刺さった猫のはく製が見つかる。さらに、マリンバイクで海を暴走する男が、崖から降ってきた男と衝突して死ぬという奇妙な事件が! 二つの出来事には繋(つな)がりが? 猫アレルギーの警部補、お気楽な派出所警官、ポリス猫DCらがくんずほぐれつ辿り着いた真相とは?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

132
★★☆☆☆18088 本屋散策してたら、『ねこあつめ』的な本ジャケの絵が好印象で思わず購入〜。ページをめくると登場人物一覧や島の地図がありまして、細やかな配慮,気配りは嬉しいですね。助かります。(途中で何度も地図や人物一覧を参照しました。)話は逸れますが、避難訓練ってある程度のシナリオはあるかもしれませんが『溺れたダイバーを救助に行った二台の船が衝突して二人が投げ出され行方不明。救助活動の炊き出しで火災発生。同時にテロの爆弾爆発!さらに大地震発生〜』そんなに災難が重なるか?まあ、無いとは言えませんね。2018/10/06

SJW

120
江の島を連想させる猫島での殺人事件を猫アレルギーの警部補、とろい派出所警官、ポリス猫、猫島の人達が解決していく長編お気軽ミステリー。若竹さんらしく、至るところにあるボケとツッコミで笑わしてもらえる。たくさん出てくる猫たちにも癒された。2021/04/06

ダイ@2019.11.2~一時休止

110
葉崎市その4。表紙のように猫もたっぷり登場しますがおいしい所は・・・。でも修学旅行の謎はどうなった?。2015/12/06

buchipanda3

104
【猫の日2022】葉崎市シリーズの長編。若竹ボイルドなミステリを味わえたなあ。ゆるめな雰囲気だが、ハードボイルドな風味を隠し持つ文章。さらにキャラ(特に女性たち)もさらりと惹き付ける。今作は人よりも猫が多い猫島が舞台。そこには猫の健康と安全がすべてに優先するという暗黙のルールがある。そんな場所で起きた殺人?!事件に人間たちはせわしない。猫たちは何も語らずマイペース。でもやる時はちゃんとやる。あっ、人も活躍してた。作者のお気に入り(被害者)は七瀬巡査だと思う。あと猫本屋に置いてあった猫ミステリ本を読みたい。2022/02/22

machi☺︎︎゛

103
コージーミステリ🟰心地よいミステリに分類される作品らしい。確かに。殺人は起こるけどほのぼのとした猫島って事もあり多種多様な猫もたくさん出てきて何となく緊張感に欠ける。そしてそれを猫アレルギーの為ガスマスクをつけた警察が調査する。所々でクスッと笑える場面もあり肩の力を抜いて読めた。2023/05/02

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