角川oneテーマ21<br> 創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ

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角川oneテーマ21
創造はシステムである 「失敗学」から「創造学」へ

  • 著者名:中尾政之
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
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  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047101883

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内容説明

日本人は物まねがうまく、「創造」は苦手である。しかし時代はオリジナリティの高い仕事を要求する。新しいモノを作り出すために必要な頭の動きをシステム化し、数式を解くように物事を作り出す画期的思考法!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

羊山羊

11
失敗学で有名な畑村洋太郎氏に師事した方が著した、創造論の新書。まず、創りたいモノ「要求」を定義して、それを明確にするために「TRIZ」を使い、更にそこから無駄を削ぎ落としていき、クオリティを上げていく想像設計の思考が図解付きでなめらかに説明される。 成功体験しか取り上げられることのないこのテの解説本の中では格段に読みやすくて具体的。2023/10/23

fn23

3
★★★☆☆ 失敗学のその先に創造がある、には共感。発想の手法だったりmodular/integrated論だったり話はあっちこっち飛ぶがそれなりに面白い。TRIZを「思考演算子」として紹介。高級フレンチ=integrated、中間のファミレス=modular、駅前の個人食堂=integratedの分析は面白い。2011/07/23

モート

2
中尾政行さんのいう根本的なWhat to do という要求機能は、辻野晃一郎さんのいう「ビックピクチャー」を描くと同じことを言っている。つまり、日本の成長フェーズに求められることを異口同音に表現していて、過去に成功した明治維新以来の欧米のキャチアップのフェーズではないといっている。その上で「具体的な定量化」というhow to make の方法論が、この本に書いてある。2019/06/18

Naohito

2
「創造」を「自分にも力を設定して、自分にとって新しい作品や作業を、新たに作ること」と定義。目的を設定しておけば、仮に当初に決めた手段が不都合になっても、どのような代替手段を選べば良いか自動的に分かる。自分には無い理系の考え方の本。2012/08/29

kkd

2
modularとintegratedのハイブリッドがよいという主張。TRIZの説明(思考演算子)がわかりやすかった。家に積読しているTRIZの本を読んでみようと思った。アメリカの組織のあり方はソフトウェア開発のコンテキストだと、Agile developmentによって、modularから明らかにintegratedに移行している。逆に日本のソフトウェア開発の現場は中途半端なintegratedに感じる。2009/09/04

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