内容説明
スカーレットは友人と共同で事務所を経営する室内装飾家。最近は財務状況が悪化して、経営が苦しかった。そんなとき、高額の報酬を約束する大きな契約が舞い込んでくる。だが、その顧客と対面したスカーレットは愕然とした。アレッサンドロ・マルチアノだったからだ。億万長者のホテル経営者にして彼女のかつての恋人で、いわれのない非難を受け、屈辱的な別れ方をした相手。彼は今も私を金めあての女と決めつけ、さげすんでいる。契約をちらつかせれば、私がベッドに戻ってくると思ってるのだ。「そうとも、僕は君を買えると思っている。それも簡単にね」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまと
2
どんな理由にせよ、ヒーローの取った行動は酷過ぎる。 もっと反省しろ！ 傷心のモナコも積んであるので、読むのが楽しみ2015/12/04
麻琴
1
妊娠を告げると非難され深夜に外国の通りに放り出されたヒロイン。4年後その最悪極悪ヒーローに再会して仕事を盾に関係を迫られという不快極まりない話。ヒーローの事情は情状酌量の余地が残念ながらあるので五千歩位譲ってヒロインを捨てた所までは理解出来るけど、その後の全てが許せない。特にヒロインと子どもに償おうと考えた結果が、養育権を奪うと脅迫して結婚を強要というのが許せない。ヒーローと結婚したらもう子どもが産めないという事実を告知せずに子どもが欲しいヒロインに結婚を押し付けるのは →（コメント欄に続く）2015/10/31
くろうさぎ
1
どうにも我慢できないほど、ムカツクヒーローだった。自分でも反省してたけど、あまりにも冷酷な仕打ちをしすぎ・・・。あまりにも寛大なヒロインにもちょっとイライラ・・・。絶対許せないと思うなぁ・・・。2010/07/01
こえん
0
四年前妊娠を告げたら外国で道ばたに放り出されたヒロインと、ヒロインの子は自分の子ではないと断固拒絶するヒーロー。室内装飾家のヒロインにホテルでの仕事をヒーローが依頼してきたことから再会するけど、ヒーローの言動は頭おかしいんじゃないかとつっこみたいくらい。あとでさんざん反省してたけど、強引すぎるやりかたとでチャラかも…ヒロインは許しても私は許さないなぁ。2010/02/05
みろん
0
妊娠を打ち明けた途端に捨てられた女性と、その子供を認知しなかった元恋人との再会ロマンス。「傷心のモナコ」と同じ設定で同じ展開なのに驚くけど、向こうで腹が立った要素を今作が補っているのでびっくり（笑）。2009/06/13
