原典抄訳「三国志」（下） 滅びゆく英雄たちと秋風の五丈原

著者名：羅貫中【撰】/川合章子【訳】

講談社（2014/05発売）

• ISBN：9784062812740

内容説明

３世紀初頭から半ば過ぎまで、中国を三分して覇権を競った魏・呉・蜀の三国の物語。赤壁の戦いで勢いを得て、蜀を建国するに至る劉備、呉を建国した江東の孫権。北に天子を戴く魏の曹操。しかし劉備も志半ばで斃れ、ついに桃園の三兄弟は世を去る。軍師孔明は、劉備の夢を継ぎ、全土に平和をもたらすべく、魏を攻める帰らぬ旅に出る。三国志から生まれた諺や基礎知識もわかりやすく解説！

目次

第１章　婚礼と葬儀
第２章　西涼の白き狼
第３章　成都陥落
第４章　魏王と漢中王
第５章　関羽の死
第６章　曹丕と曹植
第７章　白帝城の別れ
第８章　出師の表
第９章　秋風五丈原

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しょー]

　三國志を概観できる。蜀の終わりかたが残念だった。勝敗を決める要因は、武力のみではないようだ。

2014/05/10

[だうとふぁいや]

流れを掴むにはいいかも。ざっくりしてる。いつか長編に挑戦したい。 三国志って三国になるまでがメインなんだね。　＃三国志

2016/02/03