内容説明
ふとしたきっかけから、乗客に四つ葉のクローバーを配り始めたタクシー運転手がいた。喜ぶ乗客の顔を見て、彼は四つ葉のクローバーを集め、足りなくなると試行錯誤しながら自ら育て、配り続けた。そしてその数は1万枚を超えた…。テレビ、新聞、ネットなどで話題となった実話の主人公が語る、リストラからタクシー運転手への転身、愛妻との死別、クローバーを配り始めた経緯、人々とのふれあい。
目次
よろしかったらもらってください(四つ葉のクローバーを見つけた日 続ける理由 勝負師たち ほか)
1万本の四つ葉(全員に渡すには 押し花の作り方 家族の協力 ほか)
リストラで始まった第二の人生(突然の解雇通知 初めてのお客さん 組合病院の仲間 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Beth
4
相手を思う心って大切ですね。 あたたかい気持ちになれる物語でした。2015/06/18
ぴよぴよ
4
1つのひらめきと実行で、相手も自分もハッピーになれる。素晴らしい。やっぱり、人間は誰かに喜んでもらう事が、一番自分の心も喜ぶんだなぁ。2013/01/30
ねむりねずみ
3
素朴な感じがよかった。すごいと言われる人はたくさんいるけれど、作者さんのような、こんな風に幸せを配りながら生きれたら…と、しみじみ思える方は少ないと思う。2012/04/06
栞
2
些細なきっかけからはじめたことが、こうやって本になるまで続けているなんて、すごいと思った。心が温まりました。2012/11/04
kentax
2
作者さんは、大きな人ではないけどとても温かい素敵な人。。心がほっこりします。奥さんとの思いでもうるっときます。小さなことでも出会う人に笑顔を与える小さな気遣い大きな努力は見習うものがあります。2012/04/17