ハーレクイン<br> 愛人という罰

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ハーレクイン
愛人という罰

  • ISBN:9784596123756

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内容説明

シモーヌが両親から受け継いだレジャー用船舶チャーター会社は、資金不足のため、今まさに破産に直面していた。もとはといえば、父がギャンブルに会社の金を使い込んだからだ。しかし病身の母のために、シモーヌはなんとか会社を救いたかった。そんな彼女の前に、かつての恋人ケイドが現れる。彼は五年前、シモーヌの父に投資し巨額の金をだまし取られた。その計画にシモーヌもかかわっていたという父の嘘を信じ、実業家として成功した今、復讐してやろうと近づいてきたのだ。ケイドはシモーヌの会社に多額の資金を出資すると持ちかける。条件は、シモーヌが彼の愛人になることだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

4
復讐なんていうものを思いつく時点で人格を疑う。ヒーローはヒロイン父の画策でヒロインに恨みをもつことになってしまったのである意味可哀想なんだけど、罪のない愛する人を信じられないのは残念。聞く耳を持たない頑固者ヒーロー。でも誰かにそこまで執着するのって愛情の裏返しだと思うし、自分に夢中にさせてそれからポイしてやる、なんて言いながら結局ヒロインにあれこれよくしてあげて夢中なのでまあ、許せるかな?イメージとしては福原ヒロ子さんのコミックのヒーローがより悶々と葛藤している気がして好き。2014/01/17

くまた

1
可愛らしい話で結構好き。一応復讐物だけどヒーローが主人公にメロメロ過ぎて、復讐を決意しながらも主人公が傷つくのに耐えられなかったり、心配したり、可愛くて楽しい。天の配剤のような思いがけない遺産を騙し取られたらキツすぎる。初対面の主人公父を信じたのも、告訴しなかったのも全て主人公への愛情故なのかなとちょっとせつない。主人公「私は知らなかったの」で終了、じゃなくてお金を返そうと頑張る姿勢位は示そうよ。自分の父親の不始末でしかも自分が奨めたんだから。ろくでなしの父と縁を切らないのがもどかしかった。2015/04/17

みろん

1
破産寸前の会社を立て直そうとするバツイチの女性と、資金援助の見返りに愛人になる事を強要した元恋人とのロマンス。何の不満があるのか、被害者意識が強くて最後まで悲愴感に浸っているヒロインがダメダメ。2009/05/25

MOMO

1
シモーヌちゃんの感情の起伏の激しさというか、考えがしょっちゅうコロコロと変わるのは、とりあえずホルモンのせいにでもしときましょう・・・でないとイライラしますもん・・・ケイド君、どこの世界に会社立て直して、高級ブティックでドレスしこたま買いあたえて、ベッドで快楽を堪能させてあげる復讐があるのよ?ほんっと、素直じゃないんだから・・・2009/04/29

erie

1
ヒロインに復讐するつもりで愛人になれというのだけど、結局ミイラ取りがミイラになったヒーロー。2009/04/04

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