内容説明
「世界でいちばん猥褻なことは、支配、被支配です。たかが人間が世界を、あるいは他者をもっともらしい理屈をつけて支配するということに関して、俯いて溜息を洩らしてしまいそうな羞恥を覚えてしまうのだ」。この目線と佇まいを作家は小説に昇華する。「犬」「オートバイ徒然草」など必読の日記エッセイ。(講談社文庫)
目次
写真家と呼んでくれ
ポチの国
十二歳
日記という行為
ネッシー
犬
レストランよねむら
R453
南蛇井
通販生活?〔 ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-no
1
定期的に更新するサイトを持たない萬月先生の、ブログのようなエッセイ集。2003年から2008年にかけての、雑感や旅日記が収録されています。2009/03/15
9
0
常に安全運転のボンクラライダーたけど、オートバイ徒然草は面白かった。そんなに走れたらさぞかし楽しいだろうな。ゆっくり走っても楽しいけどね。バイク好きな小説家が書くバイク話はワクワクしちゃう。そしてそんなスピード大好き花村先生がプリウスが気に入っちゃうのも面白い。運を転がすと書いて運転かあ。電子書籍で読んでいたので、うっかり通販雑感にあったアダルトグッズを視覚で確認するため検索してしまったあはは。いつもならそこまでして調べない事も便利で困っちゃうね。2014/01/06
鈴
0
花村萬月のエッセイです。2012/10/22
ko1kun
0
ブビヲ(♀)は元気か?2009/07/06
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