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内容説明
世界と世界の境界には、まれに「ほころび」ができる。それは異世界の出入り口となり人々の生活をおびやかす…。そんなほころびを「つくろう」つくろい屋のレムは、今日も機械人形のククルと共に旅をする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京
29
ほぼ表紙買いに近いけど、大当たりだったー！（´∀｀*）この世界と異世界とを繋いでしまう「穴」をつくろうことを生業とするレムと、とある森の森番を務め、気付けば一人きりになってしまっていたククル。そんな二人が世界を巡りつつ、異世界との境界をつくろっていくお話。時空の歪みが引き起こす悲劇が、レムによってつくろわれていく過程が、繊細な心理まで描かれている。こんなに温かくて優しいファンタジーは見た事がありません（・∀・。）ククルとレムの出会いの話は、村人の想いが痛いほどに理解出来て涙が止まりませんでした（´◇｀。）2012/06/20
あっちゃん
20
世界の綻びを繕うつくろい屋と少女（仮）の物語です。 やっぱりこの作者の物語は良いですね。不思議な世界を舞台にしてるのがいいです。しかもほっこりする素敵な話ばかり。レムとククルのコンビがいい味だしてます。2014/05/24
exsoy
9
淡々と進んでいくようで、実は優しいお話たち。2010/10/07
七色一味
8
読破。「西の甘味女王」様からの布教本。表紙の感じ、タイトルはとてもいい感じなんですが、どうも水戸黄門的展開です。もうちょっと、何とかならんもんかしら…（笑）2014/07/27
ぱんなこった
6
つくろい屋シリーズ第一段、前田とも先生の異世界接触ストーリーの腕が光る！世界の綻び「穴」を繕うレムとククルの旅、少し切なくて優しい世界に癒される。今巻は主題つくろい屋シリーズ４話と他作品読み切り１話の構成、続編「まどいの扉」が気になる。個人的にはコライユの方の話も読んでみたいと思った。2015/09/17
