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内容説明
「東京」と聞いて思い浮かぶのは、どんな景色だろう。高層ビルの群れ、夜もネオンで明るい繁華街…。しかし、にぎやかな街のなかにも、江戸の面影がひっそりと残っている。そんな場所をたどれば、いつもとは違う景色が見えてくるだろう。六義園のような豪奢な大名庭園のなかでは、当時のゆったりとした空気が味わえる。江戸庶民に人気だった七福神をめぐってみたり、新選組や勝海舟など、幕末に活躍した人たちのお墓参りをするのもいいだろう。怪談にまつわる寺社を訪ねてみるのもおもしろい。本書では、現代の東京にいながらにして江戸時代の雰囲気が感じられるスポットを、「赤穂浪士がたどった道」「徳川将軍家ゆかりの場所」「歌川広重『江戸名所百景』の風景」など、テーマ別に25のコースに厳選した。本書を手に、ゆっくりと散歩を楽しむのもいいし、本書を読んで、江戸の町並みを思い浮かべるのもいいだろう。江戸の魅力が再発見ができる一冊。
目次
江戸の風情がいまに残る大名庭園を歩く
忠義の志士・赤穂浪士がたどった道を散策する
江戸の恋物語がつづられた地をめぐる
江戸に息づいた外国文化の名残をしのぶ
江戸の栄枯盛衰を見続けた江戸城をめぐる
歌川広重『名所江戸百景』の風景を歩く
あの名作のゆかりの地を歩く
江戸の怪談にまつわる寺社・史跡を訪ねる
時代劇でお馴染みのあの人に会いに行く
徳川将軍家ゆかりの場所を訪ねる〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てっしー
4
大名庭園・赤穂浪士・外国文化・広重・怪談etc. 都合25のテーマごとに東京を分割して紹介している「だけの」本。散歩本と言うにはかなり不十分。説明的で臨場感ないし。何よりルートマップもないし。ってか、電車で30分ぐらいの2地点が平気で結ばれているけど、電車を使う前提なのこれ?…散歩コースというと、出発地点〜到着地点までは自力で歩くというイメージがあったのだが、この本では一つ一つのスポットがかなり分散しているため、相当な健脚でないと紹介されているコースを全て歩くの難しいのではないか?著者は自分で歩いたの?2014/06/14
arere
0
コンパクトにまとまり、こねたたくさん。初学者のわたしにはよかった。食べ物ガイドも◯。写真と詳しいアクセスが欲しい2016/08/22
foxface
0
東京に行く事があれば、是非この本の散歩ルートを試してみたい!2009/02/14
KARU
0
テーマ別にコースがあり、ついでに近所の老舗や名物も載っていて、散歩や観光に使えそう。以前、古地図片手に探した於岩稲荷も載っていたので購入。富士塚めぐりもしてみたい。2009/01/27
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