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内容説明
現存する最古の兵法書、孫子の『兵法』。「勝つための指南書」として今なお読み継がれているこの究極の古典を、司法試験界の「カリスマ塾長」が“幸せに生き抜く”ための「実践的な兵法」として鮮やかに読み解く。
幸せな勝ち方、幸せな負け方とは何か。計画準備や心の持ちよう、リーダーや集団の力にまつわる『兵法』の項目を、現代にどう生かすか。つらくて苦しいときにこそ『兵法』を熱心に読んだという著者が、『兵法』をひもときながら「幸せになるための兵法」を説く。
20万部突破のベストセラー『夢をかなえる勉強法』の伊藤真氏による、待望の最新刊。
目次
第1章 幸せな勝ち方、不幸な勝ち方(合格発表日は不合格発表の場でもある 勝負のあと、次にどうつなげていくかが大事 ほか)
第2章 計画準備を徹底せよ、勝負の前に勝負は決まっている(貪欲に準備し、気楽に実行せよ 「負けない態勢」をつくるためにすべきこと ほか)
第3章 ピンチはチャンス、決死の覚悟が道を開く(余計な選択肢を捨て、「一点集中力」を引き出せ 勝ちつづけるために必要なのは「ピンチ」である ほか)
第4章 力を集結させよ、不可能は可能になる(「いうことを聞いて黙々と働く人間」ではいい組織はつくれない 水の勢いのごとく集団の力をまとめあげる、リーダーの条件 ほか)
第5章 幸せになるための兵法(見ている人にも勇気を与えるような勝負 「もうダメだ」と思ったその先に何ができるか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiyu
6
エピローグの最初に最も共感する。本人なりの解釈がエッセンスとして盛り込まれて入るので、多少の違和感は生じなくはない。しかし、結果を残している人であるのも事実だろうし、素直に耳を傾けられる内容であった。2017/06/12
nakmas
3
法学部関係で「伊藤塾」といえば、知らない人はいらないくらいで、雲の上の存在に感じていた。 でも伊藤さんの本を何冊か読んだり、ラジオで話しているのを聞くと、司法試験制度が変わった時などに存亡に危機に瀕したり、そこから生き残る手段をいろいろと講じたり、という経験を経てきているんだなと、ちょっと身近に感じられるようになってきた。2015/06/15
koba23
0
確かにその通り。すべて伊藤さんの言う通りだろう。でも人間はわかっていてもできないことがある。その辺をもう少し書いてもらえると腹落ちすると思うのだけど。2016/01/20
kunihiko@240mercer
0
ご自身の経験からの、兵法の解釈本。2012/08/08