内容説明
お前には、その……と……特別にだな、私のことはコーティと呼ばせてやっても……「お前の歌に誘われて来た」12年前、孤児院の屋根で少年は赤い髪の精霊と出逢った。そして彼は願った、ずっと側にいて欲しいと。時は流れ、少年-タタラ・フォロンはトルバス神曲学院で学ぶ身となったのだが。「そんなの神曲じゃない! そんなくだらない音の羅列を得る為に私はお前と契約したんじゃないぞ!!」ようやく再会して一緒に暮らし始めた二人だったが、どうしてもフォロンはコーティカルテに神曲を奏でてやることができない。やがてとある事件をきっかけに彼女が出て行ってしまい……。ファン待望のクリムゾンシリーズ学生編、ついにスタート! 書き下ろし短編supplement「FIRSTNIGHT」収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へたれのけい
5
「軽い本はない?」と聞いたら返ってきたのがこの本でした。確かに読み易いし、面白い。ただ、読み終えても書名が覚えられない。ああ…。2017/06/05
セディ
3
学生編?フォロンが努力しても神曲を上手く奏でられず苦しんでいるのは才能だけでなく、もっと別の何かが必要なんだなあと思った。一歩一歩フォロンが成長して楽士になっていくのを見守りたい。2011/02/20
konkon
2
フォロンとコーティカルテの学生編の始まり。相変らずコーティカルテがいいです。2015/08/08
にょん++
2
読了。フォロンの学生時代編。コーティとの出会いの所からかなと思ったらそこは省略なんですねw フォロンがうまく神曲を演奏出来ない苦悩と自分が何故神曲を演奏するのかという答えを見つけてからの動きは心躍るものがありました。初心は大切ですねw2013/06/05
sho_kisaragi
2
学生時代にフォロンが覚醒する話。どうあれ、学園モノはいい。2011/05/08