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内容説明
「武士道」を説き、世界に知らしめた新渡戸稲造。しかし、彼の活動は幅広い。教育者、農政学者、クェーカー教徒としても知られ、日本の思想界に大きな影響をおよぼした人物である。では、氏がなぜそれほどまでに幅広く、しかしながら力強い活動をすることができたのか。それは、人生の奥底に「ぶれないもの」が存在していたからにちがいない。そして、その新渡戸の心底にあるものを反射したものが、幻の名著『一日一言』である。この良書は、新渡戸が、一般の人々、まだまだ本を読みなれていない人にも読んでもらうことを企図してつくったものである。ゆえに、戦国武将から思想家まで、歴史上の人物の格言なども紹介している。本書<新訳本>発刊にあたって、『武士道』の現代語訳をした訳者・岬龍一郎氏が懇切丁寧に訳を施した。合計366日、順境にある人は日々の自戒のために、不遇にある人はその不遇で心が折れそうになったときに、本書の扉を開いてほしい。
目次
初めの一歩
決心の持続
決心の実行
日頃が大切
虚心
足るを知る
意志は運命を拓くもと
決心の妨げ
天を恨むな
感謝の念の力〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大先生
4
【謙虚に誠実に振る舞い、努力を怠らない。欲張らずに倹約する。考えているだけではなく実践・実行する】これぞ道徳って感じの本ですね。ここに書かれていることの一部でも実践したいところです。2023/04/16
kaku
2
『今日は曇っている、今日は雨が降ると不平を言っても空は晴れない。雨が降ったら、傘一本で自分の行動は決まる。物事を起こすときは断行することである。』戒めのためにも、手元においておきたい一冊。2013/05/22
defplus
2
「武士道」の新渡戸稲造による日々の教訓のための格言集、を、岬氏が口語体に書き下した読みやすい【新訳】の「一日一言」。無論、新渡戸氏ですら十二分に昔の人であるものの、その氏がさらに日本の歴史を辿りつつ武士の血に学ぶべき精神的系譜を見出していることは感慨深い。乱暴に引っ括めて1つの「日本史」が塊として存在するのは錯覚で、新渡戸氏のこうした著作初めとする武士道を紡ぐ地道な伝承の積み重ねこそが歴史であることを想わせる。一日一言、贅肉なく削ぎ落とされた短文で冷水を浴びるが如く身を引き締める習慣があってもいい。2010/06/29
kenken
0
やっぱり武士道を読まないとね。2010/02/21
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