内容説明
「どの病院を選べばいいのかわからない」「『名医』に診てもらったけれど釈然としない」――「名医・名病院ガイド」をいくら読んでも、こういう不満は解消できません。満足できる医療サービスを受けるには、患者側が知っておくべきいくつかの常識とコツがあるからです。この知識さえ手に入れれば、近所の医者があなたのための名医に変わります。そう、名医は探すものではありません。賢い患者が作り出すものなのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
22
医者にかかる時に参考に出来る話です。徐々に健康に不安が出てくる年になりましたので、しっかりとケアをしていこうと思いました。2023/12/16
kubottar
6
医者というのは万能ではない。そして医者にも腕の善し悪しはある・・。自分の大切なカラダを医者に全て委ねるのではなく、どうやって交渉するかを考えなければならない2011/07/03
うさこ
4
現代の医師へのかかり方の基本を教えてくれた。当たり前といえば当たり前の内容だが医師という権威の前ではなかなか不安を口にできなかったりする。医師とて万能ではないこと、 最新医療について不勉強な医師のあまりにも多いこと、セカンドオピニオンの受け方についてなど、参考になった。医療においても自分がサービスを受ける主役でなければならない。医師は脇役である。2014/02/21
kyoka
1
面白かった2012/10/04
大猫熊
1
概ね留意するべきこととして読めばよい。病気の人にはなかなか、このようにはいかない。病院ガイドではわからないポイントのところぐらい、ここが、まあ、役に立つだろうか。患者は医療行為を受けるとき医師を信頼しなければよくなるものもよくならないだろうから、損得で考えたり、嘘とか本当とか、本来思わない。これで、おかしな患者意識が生まれると、自分の力で治ろうとする意志も意欲もたらい回しの結果となる恐れがある。著者は趣味と実益を兼ねて身分を隠して診察をうけることがあるそうだ。これは、おかしいと思うから、さて信用できるか。2012/04/17