内容説明
十津川夫妻から譲られた招待旅行で、新婚の三田村夫妻は冬の北海道を満喫するつもりだった。しかし、宿泊先である札幌やトマムのホテルに不吉なメッセージが届いていた。その知らせを受けた十津川には心当たりがあった。十津川警部が北海道へと飛ぶ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一式隼
5
「恋と哀しみの北の大地」という小説が収録されてるわけではない短編集。「最北端の犯罪」十津川警部の部下、西本刑事は、休暇にカメラ持って旅に出るのが好きで、北海道へ。また、旅先の金融機関で通帳を作るのが趣味。稚内や網走を回り帰宅すると、空巣に入られていた。出勤して帰宅すると、また空き巣が入った跡が…「青函連絡船から消えた」西本刑事がまた旅へ。廃止になるからと青函連絡船に乗った西本、酔った他の乗客に絡まれ喧嘩に。仲裁者が入ってその場は収まるが、後日、西本が甲板から喧嘩相手を海に突き落とすのを見た、という通報が…2020/08/29
ディープなつまみぐい
3
短編集。北海道が舞台。ミステリーはもちろん、札幌やトマムなど北海道の風景が伝わった。北海道の短編集がまだあるようなので引き続き読んでみたい。2020/04/05
虎ノ介
1
北海道が舞台の短編集。サクッと読めます。2017/06/22
あきさん
0
別の短編集と重複している作品があったが、サクッと読める中にも、謎解きのおもしろさがあるのは、西村作品ならではと思う。2016/09/18
naoki
0
北日本を舞台とした5つの話があり、とても面白い。 一つ一つの事件のトリックなどがとても難しかった!2013/11/03