内容説明
乙武洋匡と武田双雲が1年以上に渡って語り合った話題の本がついに発売。なぜ前向きに生きられるの? 夢がかなうの? 二人には驚くほどの共通点があふれていた。親から愛されること。愛情の示し方。震災で感じたこと。毎日を楽しむこと。失恋、障害、病気、トラブルさえもポジティブにとらえてしまう二人。最大のキーワードが、幸せを呼ぶ魔法の言葉『だからこそできること』。
いろんな言葉の後にふりかけのように「だからこそできること」をつけると、不思議と前向きになれたり、やるべきことが見えてくるんです。前向きすぎる二人が、元気のない日本を楽しくする一冊。人生が明るく変わる幸福論が今、解き放たれる!
目次
はじめに 「初対面と初体験」乙武洋匡
第1章 僕たち、褒められて育ちました
第2章 「えこひいき」と「個性」
第3章 親に愛される人、愛されない人
第4章 目立つと批判される法則
第5章 苦手なことが見つからない
CHAT はじまりは、「ツイッター」
第6章 震災で見えてきたもの
第7章 誰にだって「役割」がある
第8章 魔法の言葉「だからこそできること」
第9章 幸せになりたかったら
おわりに 「ポジティブとネガティブ」武田双雲
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
26
相変わらず超前向きな乙武氏に感心させられる。また、見た目はおかまちゃんみたいな武田氏も個性的で面白い。特に教育に関しての考え方に共通しているところがあって、考えさせる。どのように子供を褒めるか、色々と教えられる事もある。二人とも両親に愛をもって育てられた事がよくわかり、自分たちの子育てはどうだろうか？と考えをめぐらす。物の見方を変えるチャンスをもらえる本でした。2014/12/20
星群
23
ふたりのこと、もっと知りたいと思った。私の“だからこそできること”腰を据えて考えたい。2015/02/03
ミキベル
11
乙武さんと武田双雲さんの教育談義。手足のない体で生まれてきたことを宝の持ち腐れと言う、あくまで前向きな乙武さん。その乙武さんに素直すぎる反応で返す武田さんがいいコンビでした。親に愛されポジティブ全開の前半の二人でしたが、震災後の対談は揺れ動く心情もみられ人間らしく感じられた。人には担当すべき部分があり、その人の役割が用意されている。その役割が自己肯定感に繋がる、心にすーっと入ってきた。どんな状況でも自分の気持ち次第。みんな違って、みんないい、だからこそできること、を心の中に持っていたい。2015/07/03
もちははちゃん
11
乙武さんと双雲さん、自己肯定感の強いお二人の対談集。 二人のファンとか、自己肯定感の強い人ならよいが、そうでない人にはキツイところもあると思います… 私は、自己肯定感がそんなに強くはなかったけど、お二人の考え方に触れるにつれ、段々強くなりました…2013/12/12
はるな
10
乙武さんが魅力的すぎてもうファンになっちゃいました。人は自分だからこそできることを見つければ輝くということ、そのためにはまず、自分がどんな人間なのかを知るといこと、そのためにはいろいろなことにチャレンジすることが大事 だそうです。乙武さんは手足がないことを嘆くんじゃなくて、活かして生きているからとっても素敵。乙武さんの本、全部読みたくなりました。私も5年も引きこもり経験があるからこそできることを探していきたいと思いました。2015/06/11
