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内容説明
ママチャリで四国遍路に挑んだ抱腹絶倒紀行。
『BE-PAL』の人気連載企画「サラリーマン転覆隊」の単行本を電子化。大手広告代理店に勤める本田亮氏を隊長に、会社勤めのおじさんたちがカヌー・チーム「転覆隊」を結成。有給休暇をやりくりして、内外の川、海、山でどたばたを繰り広げ、自然のなかで遊ぶすばらしさを伝える。 本編は、本田隊長の妻が重病に倒れたことをきっかけに、あえてママチャリで、わずか7日間の有給休暇を使うだけで、なんども東京と四国を往復しながら、四国お遍路に挑み、ついに成功させたという汗と笑いの筋肉痛ドキュメント。 豊富な写真、地図、イラストとともに、「走る、食べる、泊まる」がよくわかり、“誰にでもできるお遍路”のガイド本にもなっている。
【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
目次
1番・霊山寺
2番・極楽寺
3番・金泉寺
4番・大日寺
5番・地蔵寺
6番・安楽寺
7番・十楽寺
8番・熊谷寺
9番・法輪寺
10番・切幡寺〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふ~@豆板醤
37
2、イメトレ用に。ママチャリで1日2~300キロ走り1週間で88ヶ所制覇したお話。おじちゃんの日記という印象(笑)チャリ仲間とは思い出話が尽きないから著者の熱さはよくわかる!こんな旅したいな~ママチャリでは無理だけど(^-^;)2017/04/03
つちのこ
30
私事だが、先週、40日間かけて歩いたお遍路を無事に結願した。旅が終わったらその余韻を味わうために、数多あるお遍路本を読もうと思い、最初に手に取ったのがこの作品。ママチャリでお遍路に挑戦するという発想もユニークだが、気の合った仲間たちが同じ目的で挑むというチームワークが、何とも爽快である。道中のドタバタ劇も面白いが、要点を抑えた札所での印象が同じ道を辿った自分として、記憶を思い起こさせてくれて嬉しくなった。もちろん、88番大窪寺での結願シーンは感動的。涙でぐしゃぐしゃにした女性遍路が⇒2023/06/06
ひさしぶり
21
体育会系のノリでママチャリ四国お遍路のミスマッチさがうける!一日の巡礼のシメが風呂とビールというあたりがオッちゃんぽくってイイ。部長会議や出張をこなしながら東京からでもやりゃあー出来るんじゃないかとハードル下げてくれる。ハードルは低いけど内容はハード。廻る寺の数がます度に素人巡礼が玄人っぽくなるもんですね。(いつも同じ場所で托鉢僧を真似て財施をせびる紛い者とは月とスッポン) 本の紹介くださり感謝🙏2020/11/16
mami
14
2016年に車遍路にて結願。しかも私は助手席で何の苦労もしないまま。それでも感慨深いものがあったし、もう一度行きたいといつも思っている。歩き?いや、出来ないかも。自転車?あ、そのテがあった。と参考のつもりで読んだ。結論「無理」(笑)おじさま方、よくやり遂げましたね。ご立派です。2017/07/04
MOKIZAN
13
まさに「Tour De Shikoku」。単独じゃ走破不可能な距離を、チーム建てにして完走した、ほんの一時輝いたの中年の星たち。日々東京のオフィス勤め、カヌーやってたらしいけど、変速ギア付きとはいえ、慣れないママチャリでよく成し遂げました。祓ったはずの浮世の煩悩は、きっと3日後には都会の垢と一緒に、戻り居ついていたと思いますけど。2015/10/09