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内容説明
ここ「霧の森ホテル」は、人生に苦悩し、心の闇を彷徨(さまよ)う“お客”だけが訪れることができる不思議なホテル――。今宵(こよい)もまた猫に導かれ、人生の岐路に立たされた“お客”が、このホテルの扉を開ける。巨匠・篠原千絵が描く待望のミステリアス・ロマンシリーズ第2弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
21
再読(初読は立ち読みにて)。あれ、これで終わり?むしろ不定期にすれば続き出して良いのでは・・・。そう感じるくらい良かった。個人的に面白かったのは謎の人気作家を探す「ペントハウスの住民」。真相は覚えてたけど(個人的に好きな部類のため)それでも一番ページをめくる手が止まらなかった(あえて謎は残していたけど、この作品にはそれが合ってると思う)。むしろ、これを最終回にした方が良かったのでは・・・。2019/12/26
ako
11
最終巻。強い想いがあれば霧の森ホテルに辿り着けるらしい。どれも良い終わり方なので気軽に読めた。2016/11/02
johnta_rou
11
図書館で見掛けて借りてみた2♪霧の森ホテルに辿り着いた人たちの物語、続巻。会長のやり残したこと(一緒にならなくて良かったよね…)、作家御園生先生を探す2人が行き着いたホテルの秘密、スキャンダラスな女優と故郷。篠原先生のコミックが何故だか図書館にいっぱいあるようなので、また何か借りてみようと思う♪ 2016/10/23
十六夜(いざよい)
6
「ブラックムーア」「ペントハウスの住人」「雪原のラブレター」の3作を収録。一話完結のオムニバス形式なので読み易かった。老人同士が若い二人になったり、ダムに沈んだ故郷に帰れたり、心の中の願望が叶ってしまう凄いホテル。まだ読んでみたいが、一応2巻で完結のようですね。残念。2015/08/21
でりら
4
シリーズ2巻目。完結とは明記されていないがこれで終わりか?幾らでも描けそうだけれどこのあたりが汐とも。「夜にも奇妙な」と同じ手法なので、ああ面白かった!というところで粋にまとめるのが吉か。このホテルに何度も宿泊しているただ一人の客を描いた「ペントハウスの住人」が特に面白かった。単なるオムニバスではなく、ちゃんと核心に迫ってくれる。そういうサービスも忘れない辺りさすがベテラン。2010/08/22