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内容説明
どこにあるのか誰も知らない、人生に悩み、心の迷宮を彷徨(さまよ)う者だけが辿(たど)り着くことができる―――。そんな不思議なホテル。今日も、人生を清算するため“お客”が、この「霧の森ホテル」に導かれてやってくる。篠原千絵が鮮やかに描く、渾身のミステリアス・ロマン!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
19
再読(初読は立ち読みにて)。猫に導かれて導かれた霧の中の不思議なホテル。迷い混んだ人達には様々な悩みを抱えており・・・。サスペンスあり。どんでん返しありで篠原さんの短編が好きなら楽しめることもしっとりとした読後感を味わえること請け合い。個人的に好きなのは「ラビリンス」。・・・子供の愛し方がわからず虐待に走り苦しんでた母の内心が伝えられて良かったと思う。2019/12/26
ako
12
短編集。猫に誘われるまま不思議なホテルに…予約したはずのないこのホテルに宿泊するとなぜか悩みが晴れる。久しぶりに「闇のパープルアイ」を読みたくなった。2016/11/02
johnta_rou
12
図書館で見掛けて借りてみた1♪霧の森ホテルに辿り着いた人たちの物語。自殺をする直前に遺書を猫に持っていかれた彼女の再出発、記憶を失い2人の男で揺れる彼女の本当に行くべき場所、不器用な母の最後の日の真実。著者の猫好きが物凄く伝わってくる作品でした(〃ω〃)2016/10/22
十六夜(いざよい)
7
「殺人のすすめ」「放たれた扉」「ラビリンス」の3作を収録。3人の女性が人生の岐路に立った時、猫に導かれて不思議なホテルに迷い込みストーリーが進んでいくのが面白い。ホテルの場所も定かではなく、従業員は皆事情を熟知していて、何故か再びそのホテルに行く事は叶わない。時には時間さえも超えてしまうらしい。是非ドラマで見てみたいヒューマンサスペンス。2015/08/21
でりら
3
昔からこの人のミステリ読みきりが好きだったのだが、これはなかなかよいオムニバス。心に迷いや疲れのある者が一度だけ、霧の夜に辿り着けるホテル。霧の奥に忽然と姿を現し、覚えも無いのに予約客として歓待される。サービスは完璧、そしてそこで出会うものとは。次から次へとどうしたらこういうアイデアが湧いてくるのかと不思議なのだけれど、長く楽しませてくれる作家さんなので嬉しい限り。一期一会というこのホテル、たった一度でもいいから出会ってみたい。(その時は人生の残り火か不幸の骨頂かもしれないけれど!)2010/08/22
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