内容説明
緻密な兵器や戦略、時代考証の専門的知識で人気の著者が、敵情偵察を専門にする海軍狙撃兵団の活躍を描くシリーズ!装甲艦鞍馬&生駒竣工、マレー半島へ出撃!! 太平洋で英米艦隊を翻弄する――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねんこさん
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果たして太平洋戦域でポケット戦艦なる中途半端な存在がどの位役に立つのかという疑問はあるが、作者も解った上でわざと書いている節もある。無茶と理解した上でどこまで違和感のない物語へと軟着陸させるか、その辺りが本作品の見所か。2010/08/21
いちよんに
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水陸両用戦車を装備した陸戦隊付きで赤外線探査装置のっけた装甲艦、ってかなりなイロモノ兵器がしれっと活躍しているお話。通商破壊や基地襲撃やられたらかなり迷惑だけどよく考えたら空母があればいいよね、ってなるだろうし、次巻以降、どんな場面でこの艦が活躍していくか。2018/02/11