- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
日本というこの国は、どのようにして生まれたのか? この疑問の答えを教科書に求めても、得心のいく回答を得ることは難しいだろう。なぜなら教科書では、邪馬台国の卑弥呼が魏に遣いを送ったかと思えば、わが国初の統一政権・大和朝廷が成立した、というように、大雑把な記述に止まっているからだ。いや、日本誕生の経緯は現代においても謎に包まれている部分が多く、詳述しようにも出来ないというのが事実なのである。しかし、日本誕生の手がかりがまったくないわけではない。それは神話時代と有史時代をつなぐ『古事記』と『日本書紀』である。この二つの書物に、教科書では教えてくれない「史実」が隠されているかもしれないのだ。本書は、原文読解が難しい「記紀」の要点を平易に解説。「天地の始まり」から「日本創生」までを簡潔に理解出来るようにまとめた一冊なのである。常識として知っておきたい「記紀」の入門書としても最適だ。。
目次
序章 実を定めて、後葉に伝えん 『古事記』『日本書紀』とは何か?
第1章 あなにやし、えをとめを 日本国土を司る神々の営み
第2章 その国を作り堅めよ 出雲の大神による国土開発
第3章 故、此地は甚吉きところ 大和を征した天孫の系譜
第4章 天の下平らぎ、人民栄えなむ 勢力を広げる三輪の王者
第5章 倭は国のまほろば 英雄たちの遠征物語
第6章 国中けぶり発たず 国を富ませた河内の聖帝
第7章 人、天皇を取りつ 武勇の天皇を生んだ大和の動乱
第8章 帝紀および本辞、すでに正実に違ひ 「記紀」を紡いだ人と歴史の時代



