内容説明
人類史上、とても近くて遠い存在である深海。「深海」という言葉には明確な定義はありませんが、生物学者はほとんど光の届かなくなる200m以深をそう呼んでいます。そうなると、地球上の7割を占める海の9割が深海と言えるのです。「しんかい6500」に搭乗した経験のある著者が、生物学、物理学、化学、地学の垣根を越えて、深海の科学を語ります。
目次
序章 海の内部への旅立ち
第1章 深海の物理
第2章 深海の生物
第3章 深海の地学
第4章 深海の資源
第5章 深海への挑戦
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mogumogu
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クラゲや深海について知識をつけるために。音が通じる層について、もう少し知りたかったかな。広く浅く軽く読める本。いつか深海に行ってみたい。2016/06/18
0
深海がどういう場所なのか、幾つかの項目について一般人向けに分かりやすい説明のある本。体系的にどうこうという話ではなく、「こんなのがありますよ~」程度。浅く広くといった感じで、文章も平坦なので軽い読み物といったところ。内容についてで言うと、高圧水槽なら深海魚を地上で飼える話(新江ノ島水族館で見れる!)、音が通じやすい層のこと、潜水の歴史、鯨の死骸に形成された生態系辺りしか新鮮に思う話題がなかった。詳しく知りたい人にはかなり物足りないと思う。章の終わりに如何にもそれっぽいまとめの文言がいきなり入るのも違和感。2014/12/08
Michiyo Kobayashi
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交易や漁業の手段としての海ではなく、科学の対象として海というものを見つめなおしたときに、海水の下に隠されているものを発見する旅が始まった。 私のような素人にもわかりやすく、 多くの謎を秘めた、深海への興味をかきたててくれました お話は、深海生物はもちろん、 地図に載らない海流、「海底の深層流」 地震大国日本ではおなじみの、「海底断層」 注目を浴びる、「海底資源」 にまで及び、 どれをとっても、地球が生きているのだ、ということを 再認識させられます。2013/06/07
raccoondog
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安定した読みやすい文章。軽い読み物。2010/02/21
roxy001960
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あまり新しい発見はありませんでした。2009/09/23
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