神秘の夜の旅―越知保夫とその時代 (増補新版)

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神秘の夜の旅―越知保夫とその時代 (増補新版)

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784750517209
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

同人誌に批評を発表するのみで著作を遺さなかった越知保夫(一九一一~一九六一)は遺稿集『好色と花』により、遠藤周作、島尾敏雄ら名だたる文学者に絶賛され脚光を浴びた。理性の光を超えて実在の風景へと手を伸ばした彼の精神の軌跡を若松英輔が縦横に論じた傑作批評に、新原稿を加えて編む決定版。

目次

信仰の実践と逮捕まで
詩と愛
批評家の誕生
聖者論―越知保夫と小林秀雄
実在論―越知保夫と井筒俊彦
死者論―越知保夫と二人の劇作家、チェーホフとマルセル
異端論―越知保夫と須賀敦子
増補(遅れてきた遺言;驢馬の仕事;悲しみの神学―近代日本カトリック感情史序説)

著者等紹介

若松英輔[ワカマツエイスケ]
1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、2019年に第16回蓮如賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tetekoguma

1
生前は一般には知られることが少なかったが、優れた批評をした越知保夫さんの評伝。遠藤周作さんに影響を与えた方ということですが、若松英輔さんの著作ということで読んでみました。暁星、一高、帝大で学生時代はサッカー部にいたということ。小学生の時に洗礼を受けた経験なカトリックである一方、左翼運動に身を投じ逮捕されることもありました。戦後の状況の批評は現代の状況を予見している部分も多々あり、読書している間に何度もハッとさせられました。2025/05/04

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