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内容説明
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統計のウソ、ギャンブルや配当に関するウソ、勧誘のウソ、占いのウソなど、世の中には多くのウソが満ちあふれています。では、なぜこうしたウソにだまされるのでしょうか?
その原因の1つに、数のトリックがあります。数字が入ってくると、瞬時にそのウソを見抜くことが難しくなるため、いつのまにか都合のよい数字だけを気にするようになり、だまされてしまうのです。
本書では、こうした数のトリックを、実例をもとにストーリー仕立てで解説。「もう二度とだまされないぞ!」「このままだまされずにずっと生きてゆきたい」とという決意をした方は、ぜひ本書を読んで数のだましのテクニックを覚えてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えっくん
29
★★★★★日常発生している事象の傾向や釣銭詐欺、両替詐欺などの数字を使ったトリックや薀蓄を確率・統計学の観点で披露。難解な数学知識も不要で堅苦しい文章表現もなく、二人の登場人物の会話形式で進行し、分かり易い内容で楽しめました。いつも間違えてばかりいる新入社員の正典君を数学科卒の先輩社員の聡美さんが、「ち~がう~だ~ろ~」と恫喝する某政治家のようにバカ呼ばわりするドタバタ感が笑えます。ナンバーズの当選番号を的中させている詐欺メールのトリックは知ってしまえば単純なんですが、なるほど~と感心してしまいました。2018/01/07
ふろんた
19
この人の本、どれを読んでもネタが使いまわしなのだが。聡美さんが新入社員の正典くんに指導している設定だが、いじわるばかりしているようにしか見えません。2016/12/31
hippos
6
ちょっとしたネタ集として気軽に読めばいいんじゃないかな。 それなりに面白かったです。2017/05/13
ponnnakano
2
ちょっと期待してた内容とは違った。同じ数字を使っても、使い方によって違った結果を導き出せるというような話を多く読みたかったのだが、ほとんど確率の話だった。2017/04/14
Renka☆*
1
学校の新書コーナーの数学のところで見つけて面白そうだなと思ったので借りた。 男女社員の会話形式で書かれていてとても読み進めやすかったと同時に少し気を緩めているとだまされてしまうような問題、出来事が盛りだくさんで面白かった。 こういう本は数学に興味を持つ第一歩になるかなと自分は思うのでこれからも気になった本があったら読んでいこうと思う。 2018/08/29