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内容説明
戊辰戦争によって新たな政権が誕生してから、日清戦争・日露戦争の勝利によって対外的な地位を向上させるまで、明治国家のあゆみには、戦争がともなっていた。そうした戦いのなか、神社界、仏教界、キリスト教界は、いかなる反応をみせたのか。従軍布教や軍資金の提供といった積極的な協力姿勢から、反戦論・非戦論をはじめとする、消極的姿勢──、本書は、その実態を描いてみようとするものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
1
幕府(東本願寺)と天皇(西本願寺)、芝増上寺と上野寛永寺の焼失、神仏合同による教武省・大教院政策、真俗二諦、真宗の鹿児島不況、台湾・朝鮮等への布教、ロシア正教迫害等宗教と戦争の関わりを丹念に追います。知らないことばかりでした。宗教は非戦とイコールと思っていますが、積極的に国威発揚の道具になりうることには認識を改めました。(以前、別のペンネームで書いたものをkojiに移しました。) 2010/09/02
koji2
0
幕府(東本願寺)と天皇(西本願寺)、芝増上寺と上野寛永寺の焼失、神仏合同による教武省・大教院政策、真俗二諦、真宗の鹿児島不況、台湾・朝鮮等への布教、ロシア正教迫害等宗教と戦争の関わりを丹念に追います。知らないことばかりでした。宗教は非戦とイコールと思っていますが、積極的に国威発揚の道具になりうることには認識を改めました。2010/09/02
たぬき
0
底流2010/08/01
Eli
0
国家神道へ繋がる道筋が、まさか新政府軍による討幕から始まっていたとは思いもよりませんでした。 仏教は、伝来してからは統治者の戦争協力、後には参加を積極的に行っていたため、別段驚きを感じません。 意外だったのは、穢れを避ける神道が、国家に役立つ必要性の証明を行うために、戦争協力へ進んだことです。 禁令を解かれたキリスト教も、居場所を確保するために巻き込まれていきます。 結果、多くの宗教指導者と信仰者が、先導する国に従い、そして戦争へと突き進みます。戦いを義戦と宣伝しながら。2024/04/21
tkm66
0
天理市に行ったのは確かこの前後だったかなあ・・その体験は面白かった。2010/08/06
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