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内容説明
フランスという国の「輝き」は、どこから生まれているのだろうか。ファッションやアートは言うに及ばず、国際政治でも自主独立外交を貫き、米露大国に苦言を呈する。シラク、サルコジという新旧大統領と親交がある前駐仏日本大使の著者が、フランスの「ブランド力」を解剖し、日本の弱点に踏み込む。「国家ブランド」という未知のテーマに挑んだ異色の提言集。
目次
はじめに―国家ブランドとは何か?
第1章 国家ブランドと首脳の役割
第2章 文化で国を輝かせる
第3章 国の栄光と威信を高める
第4章 外交力の秘密
第5章 エネルギーと食料の安全保障
第6章 国の「劣化」を防ぐ
エピローグ 駐仏大使のヴァーチャル日誌一週間
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こと
2
もう少し「ブランディング」についての記述があるかと思っていましたが、そうでもなく、シラク政権やサルコジ政権の話が多数。でもフランスという国の「かたち」についての感覚は伝わりました。外交官のお仕事って興味深い。なかなか面白く読みました。2014/12/14
ニョンブーチョッパー
1
◎2009/12/14
s122107
0
サルコジ シラク イスラム系移民 地方分権化 少子化 文化で国を輝かせる、だけでなく自主独立外交によって独自の外交力を確保している。日本の「国のかたち」を想像できないことに気付いた。2014/10/31
P'Yo
0
フランスの国としての強さの源泉が理解出来た。 日本もフランスから学ぶべきことはとても多いのではないか。 2012/12/03
Naota_t
0
著者は40年余りを外交官として主に海外で過ごしてきた平林博氏。 題名だけ見たらファッションの「ブランド」かと思ったら「国家ブランド」、言い換えるなら「国家威信」のことであり、日本がwackでフランスが如何にswagであるかを自身の経験から幅広く説明する。 文章を書くのが好きなのかすごく文字量が多く、体力が要ったが、この執筆活動そのものが外交官としてすごくいい仕事をしていると思う。2012/03/31




