小学館文庫<br> セコンドアウト

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小学館文庫
セコンドアウト

  • 著者名:須藤靖貴【著】
  • 価格 ¥561(本体¥510)
  • 小学館(2013/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094082685

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内容説明

体重120キロの高校生が、ボクシングに挑む!

高校一年の早生龍平は、身長170センチで体重120キロ。スポーツ新聞記者である従兄の俊作に、ボクシングを始めれば、まちがいなく県の高校ヘビー級チャンピオンになれると言われ、学校にボクシング同好会を設立する。しかし、ボクシングの練習を始める前に、まず体重を減らすことが先決だった……。「でぶがだめなんじゃなく、でぶイコールだめという図式を思慮なく受け入れる気持ちがだめなんだ」太っていることの劣等感と正面から向かい合い、身体と気持ちの脂肪を削ぎ落としていく。ボクシングを通じ、スポーツの持つ素晴らしさを描いた青春小説!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keith

23
170㎝で120㎏ある高校生が、ボクシング部に入って30㎏以上減量し試合に臨むお話。といってもストイックなスポーツ物ではありません。ボクシングを始めたのも、選手層の薄さからすぐにチャンピオンになれるとそそのかされたから。それでも彼の成長ぶりが眩しい。2019/11/19

ケロたん

4
ボクシングの試合は怖い。知らない人を殴るのだから。会長に聞くと「いくら技術があり体力があっても、ハートの強いやつが勝つ。」知り合いの中学中退?で暴走族と特攻隊長だったキックボクサーの言葉が意味深「人を殴って金をもらえて、えぇ女抱けて、こんないい商売は無い。」これぐらいじゃないと大成できないんやろな。2017/11/29

SU

4
高校生ボクシング部の話。インハイや国体に出るわけではないストーリーだが、主人公のストーリーを感じさせる良い物語でした。一気読み。2017/10/01

空隼

3
勇気出るわ。俺も頑張ろう。2015/03/30

4real

3
★★★★単調なスポ根ものではない良いお話。「リングに上がる」ことに気付いた龍平の成長がうれしい。2011/04/16

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