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内容説明
どうにもならない憂き世のしがらみを、化け物仕立ての狂言で、八方丸く収める―――人気作家・京極夏彦のベストセラー傑作小説を、実力派漫画家・日高建男が完全劇画化し描破した話題作!! 戯作者志望の青年・山岡百介は、怪談の蒐集を楽しみとし、諸国を巡っていた。ある夜、百介は雨宿りで立ち寄った粗末な小屋で白装束の御行、垢抜けた女、年配の商人と囲炉裏を囲むが……。珠玉の四編を一挙収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yucchi
29
『巷説百物語』『続巷説百物語』を時系列順に漫画化してあるので、流れがわかりやすい。原作は既読だけどほぼ内容を忘れているので、初読時のように楽しめるお得感(笑) 私の中では又市はもっとイケメンなんだけどなぁ(˘•ω•˘).｡oஇ ドラマ化した時は田辺誠一かぁ。もっと骨太なイメージ。2016/03/31
十六夜（いざよい）
10
京極夏彦さんの巷説百物語シリーズのコミック版。とても丁寧に描かれているのだが、おそらく根本的にも絵柄が苦手なのだろう。ちょっと読むのがきつかった。キャラクターも小説のイメージとは少し違い、違和感がぬぐえないままの読了となってしまった。ストーリーはやっぱり面白い。2016/01/02
yukari
10
原作は未読だが、想像していたよりも恐怖成分は少なめ。どちらかというと勧善懲悪な感じでスッキリできる時代物といった感じで読みやすかった。2013/05/21
APIRU
6
京極夏彦先生の名著『巷説百物語』シリーズのコミカライズ。この巻では『巷説』『続巷説』から二篇ずつ、時系列に沿った流れで四篇収録されています。「小豆洗い」「野鉄砲」「白蔵主」「狐者異」。基本的には原作のプロットに忠実ですが、随所にアレンジが加えられています。特に「白蔵主」は、原作より悲惨さが増した印象。『巷説』はアニメやドラマでの映像化が制作されていますが、いずれも色々変更を加えられているので、ここまでストーリーそのままのビジュアライズは中々どうして新鮮でした。そして「狐者異」の田所が独特の面相で妙に好き。2023/02/07
ブックマスター
3
大分前に読み終わってたのに、登録し忘れてた…(-_-;)百介とおぎんは思っていた通りな感じでした～。ちょいちょい百介がかわいかったなぁ…（笑）原作をそのままマンガにした感じで、とても読みやすかったです。絵がシュールで良かったし（笑）
