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内容説明
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患者数は年々増加傾向にあり、日本人の800万人がうつ病を経験しているといわれています。治療方法は、「休養」「薬物療法」「精神療法」「環境調整」の4本柱で、これらが組み合わせて行われます。薬物療法には、副作用の少ない薬がでてきています。また、治りにくいタイプのうつ病には、電気けいれん療法が有効なこともわかってきています。
再発の多い病気ではありますが、精神療法や環境調整などを続けることで必ず改善します。本書では、治療方法を中心に、生活上の注意点や家族の方へのアドバイスなどについて詳しく解説しています。
目次
プロローグ うつ病の治療に対する考え方
第1章 これが基本となる正しい治療です
第2章 診断はこのように行われます
第3章 再発予防と生活するうえで気をつけたいこと
第4章 病気に対する正しい知識
第5章 家族の方へのアドバイス
第6章 これだけは聞いておきたい治療のポイントQ&A
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
neti2
0
EBMを謳っているがそれはごく一部の薬剤や治療方法などの比較においてであることは人間に関わるときの致し方ない前提である。ベイズ推論のような次第に精度が高まっていくような仕組みは持ち込めないだろうか。編者が書く通りEBMに則ったガイドラインに医師は必ずしたがわなくてはいけないということではないが、かといって個人や小さい組織がそれにあらがうことには少なくない労力やリスクが伴うのではないか。2009/08/27
readtuktuk
0
今年発売の、確かにわかりやすい鬱ガイドブック。教養としてのフロイトから「心」に興味を持った人(僕も)には驚くかもしれないけど、精神分析は精神科においては完全に分野の違う学問(?)になってます。うつの治療にも、この本で何度も述べられてるように、「休養、薬物療法、精神療法、環境調整の4本柱」。でも、この中の「精神療法」というのは、認知療法(認知のゆがみを気づかせる)ものであって、フロイトもラカンも出てきません。2008/10/11