講談社現代新書<br> 世界を動かす人脈

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講談社現代新書
世界を動かす人脈

  • 著者名:中田安彦【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2013/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062879279

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内容説明

国境を越えて進行するM&A、EUのエネルギー再編、米大統領選挙、ロシア、中国、中東の台頭……。ロスチャイルド、ロックフェラーから、KKR、SWFまで。ダイナミックに変動する世界を読み解く。(講談社現代新書)

目次

序章 誰が本当に世界を動かしているのか?
第1章 欧州の中心部で今、起きていること
第2章 カナダの巨大金融産業を支配する“パワー・ブローカー”たち
第3章 欧州エネルギー共同体とビルダーバーグ会議
第4章 「新ロシア王朝」の樹立とそれを支える新政商たち
第5章 進化を続ける21世紀のロスチャイルド家
第6章 世界を一つにしようとしたロックフェラー家
第7章 ウォール街の支配者たちの興亡
第8章 グローバリゼーションに参入するアジア、中東の資本家たちと欧米資本
終章 スモール・ワールドの行方

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

14
お金と権力を持った人たちが、それぞれ人脈を利用して超利己的に政治経済を動かし、さらなる富と権力を求める様子…20世紀の世界を概観。少数のエリートが世界をリードすればうまくいく、なんて夢想する知識人や、大衆に影響力のあるアーティストもどんどん利用されちゃっていますね。 この流れ、インターネットの発達や、疲弊しすぎたアメリカ国民、肥えすぎた中共、あちこちで止まらないテロ・内戦…流石にそろそろ変わり目かも。 とはいえ、すでに巨大な力を持っている人たちのネットワーク、すんなり無害化なるか?2019/07/30

活字の旅遊人

13
世界(欧米)お金持ちクラブ。やっぱり旧植民地が支えているんじゃないのか?新興勢力も入れてもらえるらしいけど。かつての五島勉あたりの著作と親和性があるような、ないような。。。

やまやま

9
10年前の書籍で、現在読むとこの情報が継続しているのかはかなり怪しいが、いくつかのキーワードがある。人脈の重要性は理解できる。具体的には、ビルダーバーグ会議の性格や、ロスチャイルド家、ロックフェラー家の系図もある程度把握できた。カナダのデスマレー家も参考になる。一方、ロシアやウオール街についての記述は随分と違う。アジアや中東の分析はもともと強くない分野であろう。アメリカについては、予想すべきでは無かった気もするが、8年後のヒラリーさんとトランプさんの時も同様で、結果は違う。ネットで最新情報にあたるべし。2019/05/08

おらひらお

4
2008年初版。現代の世界を動かす人々の繋がりを垣間見た内容です。近代国民国家の上に構築されるスモールワールドの影響は今後ますます大きくなるでしょうね。どこかの会社が世界統一賃金云々と言っていましたが、本書でもその傾向が強まってくることを想定しています。ただ、日本人がほとんど含まれていないのが寂しいところです。2014/05/17

やまぐてぃ

4
この世界を動かしているのは少数の人間であり、彼らは何十年も受け継がれる特別な関係を持っている。ロックフェラー、ロスチャイルドといった伝統ある一族から、世界情勢の波に乗って現れた新興国の資産家まで、「誰が世界を動かす力を持っているのか」について延々と述べる本。この世界の将来は、彼らの動きを見れば分かるのだろうか。2012/06/14

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