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内容説明
「必要な要素を過不足なく盛り込み、分かりやすく正確に、かつ、素早く書く」――それが「時速1000字で書く技術」です。時速1000字は、言い換えれば、1時間でA4サイズの1枚にまとめるということ。
ビジネス文書から小論文、レポート、ブログや手紙まで、本書で紹介するプロセスとテクニックを身に付ければ、誰でも、そして、どんな文章でも自由自在に書けようになります。「書けない」と嘆く前に読む一冊。
目次
序論 「時速1000字」で書くための大前提
第1部 「時速1000字」を実現するための基礎固め
第1章 書くべきことを定めよう
第2章 わかりやすく書く技術を磨こう
第3章 正確に書く技術を磨こう
第2部 「時速1000字」を極めるための最終工程
第1章 文章作成の効率化を図ろう
第2章 「時速1000字」の実況中継
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
12
この本を読むとこの書評も何のために書いているのか、整理する必要が出てくる。目的は?読み手は?考えなしで書いている。そもそも、書評というより読書メモみたいな感じであるが、単に引用や感想になってしまっており、限られた文字数であるが、目的を持って書かなければならないと気付かせてくれる本である。技術士試験にも、役に立つ内容で、いきなり書き始めるのではなくこの本に載っているように整理して効率よく書く必要がある。試験においては、問いに対する正しい答えを書かなければならず、限られた枚数への記入はこの方法が一番である。2015/06/09
KJ
8
何の準備もなく、よーいどんで時速1000字で書けるという事ではなく、料理と一緒でレシピ、下拵え(考える・メモ)が必要という事。それらのやり方が実践的に書いてありとても参考になった。いざ書こうと思っても最初の一歩がなかなか出ない人には大いに参考になると思う。ブログを書いてる人も「書くためのレシピ」をストックしておき時間がある時にそのレシピを元に書く、といったことも出来て良いと思う。図書館本だけど買って手元に置いておきたい1冊。2015/05/09
maito/まいと
8
この本は本当に実践的。メモを取ること、読み込むこと、そして何より書くことを頭の中に思い描くこと。知ってはいるけど書けない人ほどフィーリング(事前構想無し)で書き出してしまうところをきっちり否定するところも好感が持てる。「時速1000字」にすぐなれるわけではないけれど、本書のやりかたを一個ずつ実践していき、頭の中の構想を自覚できるようになれば、早く濃厚な文章が書けるようになること請け合いです。話すことと書くことはこれからの時代に必須スキル、「書くこと」導入にはオススメの一冊です。2009/02/10
シロクマとーちゃん
5
書き始める前に、まず、何を書くかをよく考えて、メモを作って、それから文章化、というやり方は他の本と大体同じ。時速を上げるための方策として文書の種類ごとに、盛り込むべき項目をまとめてある。例えば、小論文なら、論点、背景、意見、根拠。これは制約だが、制約があるからこそ、書きやすいということらしい。また、わかりやすい文章にするためには、的確な説明が書かれていることが大事だが、不要な情報が書かれていないということも大事だというのは大きなヒントになった。2020/03/08
さなだ
5
図書館 考える→メモ→文章化→推敲 書くためのレシピが分かりやすかった!2011/09/17