内容説明
転校してきた見知らぬ少女、紅条トモエは紅条ケイイチロウの妹を名乗った。
死んだ母と同じ名前と自分と同じ瞳の色を持つトモエに、ケイイチロウは……。
第1回ノベルジャパン大賞・佳作受賞作品「カッティング」シリーズ第2弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らっこ
1
暗い過去を持つ主人公の元に、妹を名乗る少女がやってくる話。助長で装飾華美でねっとりした文章は、好みの人にはツボなはず。ヒロインの性格が様々に変化していくのですが、グラデーション的に少しずつ変わるのではなく章ごとにカットされたように急激なので、そういった意味でカッティングというタイトルがついているのかなと思っていたのですが、これシリーズ二巻目だったんですね…前作読まなければ(ぉ2014/02/06
ibaraline
1
主人公がやれやれ言ってるのはスプートニクの恋人ネタのための前振りだったのかと思った。2014/01/16
ささやか@ケチャップマン
0
ラノベらしからぬ暗さと重さ。ラストへの収束が若干ご都合的なのが気がかりだが、この作品の良さはそういう点にあるわけではないので、大きな傷にはならないと思う。ただ最後、これからをもう少し読んでみたかった。蛇足かもしれないが。2012/12/31
しゅう
0
読了。前巻とは世界観を共通にしつつも、登場人物は別人の物語。内容はやや暗めながらも、結末はすっきりとした感じで終わっています。今後もこんな感じで進むかと思ったら、次巻はまた1巻のキャラで話が展開されるとは、ちょっと拍子抜け。2011/12/15
ななみん
0
暗い話だけど、最後はハッピーエンド?設定や状況はともかく、登場人物の心境はよくわかるきがする。2011/01/27