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内容説明
嫉妬にかられ自害した女・豊志賀の怨念が、その年若い情人・新吉を襲う。江戸の恐怖物語として、お岩さんの「四谷怪談」とならぶ古今亭円朝の傑作落語「真景累ヶ淵」を原作に、松本大洋に絶賛された才能が、和製ホラーの真骨頂に挑む。待望の第2巻、戦慄のクライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
12
ラヴクラフトの漫画化で刊行を重ねる著者による、江戸を舞台とした怪談。もともとがこなれた語り口の物語を超絶技巧の著者が絵にするのだから、怖くないはずがない(^。^;)2023/03/27
Kavi
2
ジャパニーズホラーの本質を見ました。湿度の高い、粘りがつよい「恨み」の恐ろしさ。私は一度、沸点を越えた怒りを覚えたら、永遠に対象を嫌い、憎み、排除しようとする醜い性格をしているのですが、これを読んだら日本人の古典なんだと、都合よく納得しました。私の性格は恨みがまし。ちゅうのが分かりました。2014/05/14
shinki_uei
1
セールで安くなってたので読んだ。クトゥルフのコミカライズで有名な田辺剛さんの落語のコミカライズ。さすがの画力で面白かった!落語も聞いてみたい。2023/09/21
Kavi
0
二度目。女がひとりで生きづらい時代。一人で生計をたてたら、男に狙われ、女に妬まれ。養子にでたらコキ使われて。働き手として使われるのに、その価値を評価されない。恐ろしい時代やわ。2015/05/18
labyrinth
0
あれ、これからどうなるの?2014/12/31