チームふたり

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チームふたり

  • 著者名:吉野万理子/宮尾和孝
  • 価格 ¥1,188(本体¥1,080)
  • 学研(2013/10発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784052028953

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内容説明

ぼくは、卓球部の部長をしている。小学生最後の大会をひかえ、ぜひ市のベスト8に残りたいと思っていた。ところが、先生の決めたダブルスの相手は、一年下の純だった…。納得のいかないぼくだったが、そんなことでなやむどころではなくなってしまったのだ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiaki

38
卓球に熱い小学生の大地。小学校生活最後の大事な大会は、疑うことなく誠とダブルスを組めると思っていた。でも先生が決めたダブルスのパートナーは…。自暴自棄になりながら、家族もまさかの窮地に。動じない母の姿勢に、本当の意味での「チーム」を考えさせられる大地。「チーム」としての強さとは何かを考え、行動する大地の心の成長の描き方が丁寧で爽やか。卓球シューズの下りもよかったです!中学年~、スポーツの秋テーマ本として。2019/09/28

著者の生き様を学ぶ庵さん

34
小六の大地と小五の純の卓球「チームふたり」、男子部キャプテン大地と女子部キャプテン鈴花のキャプテン「チームふたり」、会社を辞めさせられた大地の父と脱・専業主婦で助け合う母の「チームふたり」、鈴花に反旗を翻した女子部副キャプテンルリと大地の苦労人・小学生「チームふたり」。力を合わせる様々なチームふたりがありまして、小学生の娘はこういう本が好きなのですね。うちですか?うちは生活困窮夫婦「チームふたり」かな?2016/09/03

パグ犬

26
子供たちは、学校の事だけじゃなく家族の事でもまた悩んでいる。家庭環境は様々だから、みんな揃って同じ目標に向かっていけるわけじゃない。そこを理解することは、子供には難しい。それでも少しずつ、学校と家庭の両方で大切な何かを学び取っていく。そして、超えられないような高い壁も、チーム戦なら乗り越えられるということを、学校や家族が主人公の大地君に教えてくれる。いい本だった(=゚ω゚)引き続き、続編も読んでいきたい。2016/06/23

雪丸 風人

11
人間ドラマが中心なので、卓球を知らなくても十分に楽しめます。主人公は卓球クラブのキャプテン。小学校最後の試合で弱い後輩とダブルスを組まされることになりヘコむ彼。追い打ちをかけるように女子部では分裂の危機、さらに家庭でも大変なことが起こります。そんな苦境でもキャプテンらしさを取り戻し、様々な問題を乗り越えていく彼が最高にカッコいいです。母の決意も素敵。気に入ったのはこんな言葉です。「そのとき、手を取り合って、チームふたりでがんばるの。結婚ってそういうものかもしれないわね」(対象年齢は10歳半以上かな?)2020/02/24

なま

11
★★★★☆小学6年生の卓球部キャプテン主人公、大地。最後の引退試合ダブルスは6年3人。二番目に強い誠と組む気だったのに顧問がダブルスに選んだのは5年の純。勝てない相手と組まされ純に冷たくしてしまうが自分の父親の退職や引きこもりを通し母の意思を垣間見る。 「手を取り合って、チームふたりで頑張るの。」とクスクス笑い嬉しそうな母。両親の助け合う気持ちを自分と純に置き換えて気づく。「頑張ってみよう。精一杯やろう。」大地と純のダブルスが動き出す。卓球シューズの伏線もよかった!キャプテンとしての自覚も芽生える。2018/07/26

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