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内容説明
日本人はお金により動機づけられる「経済人」である以上に、人から「認められたい」という承認欲求で動く「承認人」であるとの自説を展開した前著『お金より名誉のモチベーション論』は各方面で話題を呼んだ(日経新聞、朝日新聞、日経ビジネスなどが書評)。その応用編ともいうべき本書では、どのようにすれば承認欲求を刺激して人を動かし、組織を活性化できるか具体策を提示する。また逆に従業員の立場から、どのようにすれば、上司など周りから反発を受けずスムーズに認めてもらえるのかについても説く。これまで、成果主義など金銭的欲求による動機づけに偏りがちだったインセンティブ手法に、新たなブレイクスルーをもたらす内容となっている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テツ
14
承認されたいだなんて誰もが抱く欲求なのだけれど(というか一般的に生きていれば職場なりプライベートなりで誰であろうが承認されている、されていく筈)それを自らの努力や力で勝ち取るのではなく、既に手にしている(ように思える)他人を羨んでどうにかして諸々を積み重ねることなく自分もそれを手にしようなどと考えるから破綻していく。どんなものでも使い方次第ではあるので、その欲求の根源をしっかりと見つめて、自分自身でコントロールし、馬の前に吊るす人参のように利用するテクニックを身につけるべき。真っ当に正々堂々と承認されろ。2023/10/26
harhy
11
「表」の承認と「裏」の承認か。やっぱり表裏でちゃんと認めて、ほめてあげることが基本だよね。2013/09/13
ノリピー大尉
5
人事評価を厳格にすると、部下は上ばかりみて仕事をするようになるので、ある程度のルーズさは必要だとか。内面に動機を持っている人にインセンティブを与えるとかえってやる気を損なってしまう。2013/11/25
えるも
4
日本人にとって最も強い欲求、承認欲求。自己効力感の前段階でこの欲求をどうコントロールするか、卒論に書こう。承認欲求についての良書。 2013/09/26
Koichiro Minematsu
4
一瞬で読んだ! いやっ、そんなことはないが、さらっと読めた! 表の承認と短期承認をうまく職場・家庭でも増やしていきたい! ハイタッチ・握手だね!2013/07/06