内容説明
長男は自民党の重責を担う政治家。次男は気象予報士でもある人気タレント。三男はエリート銀行員から転身した衆議院議員。四男はその才能で注目を浴びる画家。それぞれに魅力的な兄弟は、父と何を語らい、何をともにしてきたのか――。弟・裕次郎や両親との心温まるエピソードも交え、解き明かされる素顔の家族像。石原家、感動の子育ての軌跡。
目次
存在の環
幼稚な親
子供たちの災難
兄と弟の関わり
似た者同士
息子たちの仕事と人生
どういう生き方をするのか
スポーツに関するわが家のDNA
酒はわが家の伝統
酒という教育
海に関するわが家の系譜
叱る、諭される
子供の性
息子との旅
息子の結婚と新しい家族たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
退院した雨巫女。
9
《私‐図書館》石原家の政治家三人は、現在違う党で、総選挙中。次男さんも応援演説どうしてるかな。気になりますね。石原一族の家族関係は、実に面白い。慎太郎さんには、政治活動より、この続きを書いて欲しいなあ。2012/12/13
Nakamura Yuji
2
石原慎太郎氏が亡くなった後に書店にて入手。父と2歳違いということもあり、同年代の感覚を感じながら読了。4人の子供たちとのことばかりでなく、自分の両親や弟とのエピソードも数々紹介されており、父親としての振る舞いに頷くことも多かった。世間での強面のイメージとは異なり、有名人であってもやはり人の子であり、子供の教育に試行錯誤する等身大の記述に安心した。89年の生涯を文字通り駆け抜けたのだろうと改めて感じた。2022/03/17
greeneggs
1
石原慎太郎の子供たちへの愛情を感じた。4人の子それぞれにきちんと向き合っている。ダイビングで流された話は、マイケルクライトンのTravelsと同じで、ダイビングあるあるなのかな。2014/10/05
ひるあんどん
1
石原さんの本は小説は苦手ですが(「弟」を除いて)エッセイは好きです。政治家「石原慎太郎」のイメージは主義主張が強くて突っ走る感じですがこのエッセイでは一人の親として子供を心配する素直な気持ちを記しています、まあかなりの「石原節」が入ってますが。2022/07/28
しげお
1
あの個性豊かな親が、これまた個性豊かな子供たちをどのように育ててきたのか興味を持ち読むに至った。 親としての信念、とゆうより人としての信念や芯があること。それが子育てに影響している。また、子育てを通じて気付かされたことなど、素直に学び楽しむ姿勢も印象的。同じ親として非常に勉強させられる内容であった。2022/02/13
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