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内容説明
いまやDNAの天下である。個人の外見や体質はもちろん、性格や運命までもがDNAに支配されているかのような言説が幅を利かせている。しかし、実は最新の科学では、DNAの絶対的地位は揺らぎつつあるのだ。気鋭の生物学者がわかりやすくユーモラスに遺伝子の基礎知識からRNA研究の最前線までを解説。そろそろDNA至上主義から解放されようではないか。その先には新しくて自由な生命観が待っているのだから。
目次
第1章 総理大臣のDNA
第2章 それは膿から始まった
第3章 DNAの「社会的地位」
第4章 恐るべき実力者RNA
第5章 すべての生物の祖先とは?
第6章 DNAは単なるバックアップコピー
第7章 DNA神話の崩壊
第8章 脱DNA宣言