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内容説明
老眼鏡紳士がおもてなしする、至福のリストランテへようこそ――。大好評『リストランテ・パラディーゾ』の外伝的シリーズ、待望の第1巻!老紳士たちが織り成す、優しく心に染み入る、ハートフルストーリー。 イタリア、ローマ市街にあるリストランテ「カゼッタ・デッロルソ」は、マダムの趣味で、従業員はすべて老眼鏡紳士というちょっと風変わりなお店。老紳士たちのおもてなしが人気をを集め、日々女性たちのハートを虜にしています。このお店で働くのは、優しくて気弱なカメリエーレ長のクラウディオ、小言が多くめったに笑顔を見せないルチアーノ、陽気なムードメーカーのヴィート、もぐホッペが愛らしいソムリエのジジ、男らしく豪気なシェフのテオ......。魅力と色気あふれるリストランテの住人たちと、そこで出会う客たちとの人間模様。優しくて切なくてあたたかい、絆の物語です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
132
ロレンツォは、過労で倒れた妻・オルガのためにリストランテを開く。初老の紳士を眺めるのが好きな妻のために、スタッフは老眼鏡をかけた初老の紳士をそろえる。もちろん、店を訪れたオルガは狂喜乱舞する。そんな私的理由から作ったにも関わらず、店はすぐにも話題になって老紳士目当ての女性客で埋めつくされていく。オノ・ナツメの描く料理を見て、おいしいと感じるわけではない。けれども、この空間に身をたたずんでいると、みんなのおいしそうにしている姿が伝わってくるのだ。こんな馴染みの店があったら…どんなに毎日が楽しいだろうか。2014/09/03
エンブレムT
68
自分の中の“紳士好き属性”に気付かされた『リストランテ・パラディーゾ』の続編・・・というか舞台となるお店がオープン&軌道に乗るまでの物語。仕事を離れた時のルチアーノ、ヴィートの姿がサラリと魅力的に描かれてます。お店のコンセプトは「そこに行けば心癒される紳士に会える」うぁ~、なんという安心感!この店実在して欲しいwwwやっぱり穏やかな笑顔のクラウディオ目当てで・・・それともクールなルチアーノに会いに・・・いやいや落ち着ける空気を求めて・・・いや、テオが作るドルチェ目当てで通う可能性も高そうだー!!(笑)2011/05/16
キジネコ
58
「死ぬまで 恋は 必要だ。男も女も」と老眼鏡の紳士が云います。納戸を片付けたらストックが出てきて再読。舞台はイタリア、ワイナリーの若いオーナーが愛する妻のためにレストランテの経営を始める。採用するスタッフの基準は老眼鏡紳士… 彼女は その手の男を眺めるのが好きなのだそうだ。さて皆さま 我が邦の老いたる人々を眺めるに 冒頭の科白をキザにならず、嫌味に聞かせず、ちょい悪などという一時の流行りもんに与せず言える方がアナタ様の周囲においでででしょうか?美しく老いる、それは如何に生きるか?に通じる気が致します。2017/10/31
匠
55
「リストランテ・パラディーゾ」をベースにし、登場人物それぞれに焦点を当てた外伝シリーズの1巻。ジジとオーナーの義兄弟関係、ルチアーノ、ヴィートをメインに、この店で働くことになったいきさつなども描かれていた。普段冷たい一言が多いルチアーノも孫への愛情は人一倍だったり、誘惑してくるマダムにはクールな面を見せたり、なかなか魅力的。そしていつも何か頬張りながら高級ワインを空けてしまうソムリエのジジの寡黙さも、なんだかすごく可愛くて(笑)こういう初老の人間像を描いた作品ってまだまだ少ないので貴重だと思う。2013/03/07
つーこ
27
セリフはあまりないのに、目で空気で背中で語ってるシーンが多くて、心に染みました。悩んだ時にこのリストランテに行きたい。何も話さなくても判ってくれそう。ん?これは外伝?番外編??知らなかった・・。それでも楽しめたんだけど、本編もよんでみよう。2011/03/20
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