内容説明
ジュリアンヌがプロモントリー島を訪れてから、数週間がたつ。ここに来たのは島にあるホテルで雇われたからだが、実際はホテルとは名ばかりで、広大な屋敷に宿泊客の姿はない。仕事も、よくわからない数字をパソコンに入力するだけの毎日だ。何より不可解なのは、雇い主のザック・ケラー。ハンサムでとてもセクシーなのは認めざるをえないけれど、プライベートがまったく見えず、謎めいている。ある日ザックの留守中、ジュリアンヌは好奇心を抑えきれなくなり、入ってはいけないと言われていた彼の部屋に忍び込んだ。それが悪夢の始まりだった。★ご好評いただいたミニシリーズ『恋を知った男たち』もついに最終話。今月も、リッチで孤独な影を持つヒーローが登場します。彼の秘密とはいったい?★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
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サスペンス風?閉鎖された島の中で物語が進むので、ちょっと息苦しい。前触れもなくやってきて去るヘリコプター、得られない質問の答え。ヒーローが何年も苦しい戦いを続けていたことを思うと、ヒロインがこの島にやってきたのはまさに運命。閉ざされた部屋の窓を開け放って新しい風を入れてくれた。ヒロイン自身も決して楽しい生活をしていなかった分、他人との関わりを求めていたのだと思う。ヒロインの兄のことはとても残念でしたが。2013/06/25
terutyann
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シリーズにつながりはないのね~♪可もなく不可もなく。2010/07/30