内容説明
帝国陸軍のエリート精煉師部隊「青い鷹」の新入隊員・ディオンは、天才的な精煉の技を持つ。そんなディオンが、氷の美貌を持つ上官キースから与えられた初任務は、名門学校・ムセイオンに潜入し、怪談を探る任務で!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
16
精煉師シリーズ第二弾。ディオンと皇子のフェルナンドの二人で精煉師学校「ムセイオン」での研修の筈が何故か騒動に!閉ざされた学校での習練や新たな登場人物等、定番の流れですが一生懸命な二人が微笑ましいし、見守る大人組の過去も少しずつ明らかになり、この先が楽しみ。色恋とは無縁の展開である意味読んでて楽だなぁ^^2017/10/02
梅みかん
7
みんな優秀なんだけど、人間味があって感情移入しやすいから、すらすら読める。次はお父さんにあえるかな。2017/11/19
ハルセ
3
相変わらず爽やかな成長物語。 飛び抜けて優秀とか、素質はあるけどまだまだって主人公はよく見ますが、まずまず使えるけどまだまだ先輩には敵わない主人公って珍しい気がする。 次巻での主人公の成長も楽しみにしています。2017/10/25
くっきー
3
作者があとがきにて「とにかく頭を空っぽにして一気に読める話」って書いてたけど、まさにそんな感じ。学園ものになって登場人物がまたたくさん増えて、賢者たちの名前とか覚えにくかったな〜。でも、次巻以降そんなに登場するようにも思えないしまぁいっかって感じ。軽〜く読めるのも一つの良さだと思うので、次も楽しみに読みたいと思います。2012/07/10
珠々野 紫蔚
3
学校っていい。軍で活躍するのもいいけど、こういう風に学校で普通の子供みたいに過ごしている二人を見ていると安心する。中将がああいう体質になった理由を見て泣きそうだった。自分が生まれた国が滅んでいく様子を何も出来ずに見ているのってどんな気持ちなんだろう。そもそもその時の中将って何歳?中将の手の玲石がどんなものなのか凄く気になる。2011/10/11