内容説明
「篁よ、恨みに身を焦がせ。ひとの心など打ち捨てるがいい!」最愛の妹・楓を朱焔に殺され、篁は闇に呑まれた。篁を救い出そうと、彼の星宿・破軍を守る巨門星を探す融たちは、篁と朱焔の、ある秘密に辿り着く。一方、楓が発した言葉が、朱焔の記憶の封印を解き放ち――!? 凶星・破軍の星宿を持つ篁、そして彼を執拗に狙う朱焔の戦いについに決着がつく!! 『少年陰陽師』の結城光流がおくる、壮大な平安伝奇絵巻、完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
2
哀しく切ない。失われたものと手に取り戻せたもの。全てを納得し受け入れ、永久に。人によって、それは哀しき運命と言う人もいるのかもしれない。そうは言わない人もいるのかもしれない。一番大切な事は、己が決断し、後悔がないこと。偽らざる本心であること。2014/06/10
いちのせけい@鬼太郎にあえる街
2
これだけの試練を乗り越えて、でもやっぱり篁は楓も融も見送って、一人になっちゃうんですね。2008/11/19
いんちょ
1
2007-06072016/01/01
ぼの
1
図書館本。完結しちゃいました。急ぎ足で読んでしまったので、またゆっくり再読したいです。2014/01/20
ミカ
1
再読2013/01/09