書物の文化史―メディアの変遷と知の枠組み

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書物の文化史―メディアの変遷と知の枠組み

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784621301067
  • NDC分類 020.2
  • Cコード C1000

出版社内容情報

モノとしての書物(メディア)を通して「文献文化」および「知の枠組み」を考察するテキスト。図版も豊富に交えながら解説。

加藤 好郎[カトウ ヨシロウ]
編集

木島 史雄[キジマ フミオ]
編集

山本 昭[ヤマモトアキラ]
編集

内容説明

文字の発生から紙の発明、印刷、出版、画像・映像に至るまで、世界中の書物(メディア)の歴史を、興味深いエピソードを交えて展開。モノとしての書物(メディア)を通じ、「文献文化」「知の枠組み」を考察。世界の各地域・時代に文献はどのような媒体(メディア)に載せられ、どのように読まれてきたかを図版も豊富に交えながら解説。「媒体(メディア)の制約と文献の仕組み」「媒体(メディア)の特性と知の枠組み」という切り口から「書物」の様々な現象を読み解くテキスト。

目次

第1章 東洋の書物史
第2章 日本の書物史
第3章 オリエントの書物史
第4章 西洋の書物史
第5章 近代・現代のメディア史
第6章 知っておきたい書物の雑学

著者等紹介

加藤好郎[カトウヨシロウ]
愛知大学文学部人文社会学科教授。慶應義塾大学大学院文学研究科修了。専門は図書館情報学、図書館制度経営論、図書館情報サービス論

木島史雄[キシマフミオ]
愛知大学現代中国学部准教授。京都大学大学院文学研究科修了。専門は中国古典学、中国儀礼思想史、東洋書物文化史

山本昭[ヤマモトアキラ]
愛知大学文学部人文社会学科准教授。慶應義塾大学大学院修了。専門は図書館情報学、情報検索、分類・索引、ターミノロジー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こぽぞう☆

13
図書館の新刊の棚より。前文によれば、どうやら大学の教科書として書かれたものらしい。なので、面白味は少ない。しかし、興味深い事実は次々と。西の方は事情が違うようだが、東洋、例えば中国なら前漢中期、日本なら平安初期くらいまでだと財力とコネがあれば、発行されたほぼすべての「書」を入手、読破できたんじゃないか?寂しいような気もするが、現代、本多すぎ!2018/07/27

田中峰和

5
始皇帝の焚書坑儒のイメージとして、紙の書籍が燃やされることを思い浮かべていたが、それはあり得ない。蔡倫が神を発明したのは西暦105年。秦の役人たちは竹簡を燃やしていたのだ。日本の書物の起源は稗田阿礼の記憶を太安万侶が文字化した古事記。漢字の伝来によって音声や記憶を文字化することが可能になった。漢字の音写機能で大和言葉を記録すれば古事記になり、漢文に移し替えれば日本書紀になる。そこから印刷が発明されるまでの長い時間、記録を残すため、写本に頼っていた。電子メディアの登場で焚書はなくなるだろうが予測は困難だ。2018/08/02

K.H.

3
古今東西の書物の歴史を扱い、メディアの変化が与えた影響を考察する本なのだけど、さすがにそんな大きなテーマを扱うには紙幅が足りなかったかもしれない。それでもまあ、大略は掴めた。特に、中国で活字を造ろうとして試行錯誤を重ねる宣教師たちの話は面白かった。ちなみに、研究の蓄積があるからという理由で、日本と西欧に関しては手薄。それはそれとして、ほとんどトピックの箇条書きになってる第6章は何だろう。しかも誤記がちょこちょこ見られるし、出版を急いだのかな。急ぐ理由もわからないけど。2022/04/09

Go Extreme

1
文字の発生→紙の発明:甲骨文字 知の編集 紙の普及を抄本:製作費低減と文献の拡大 装丁の変遷 印刷以後:印刷の始まりと展開 民間出版の隆盛 文献世界の把握 朝鮮出版文化の始まりと展開 日本の書物の始まり さまざまな写本 印刷と出版の歴史 記憶と知の継承:エジプトの書物氏 楔形文字と粘土版 ギリシャ・ローマ時代 中世以後の欧州の書物 活版印刷以後の書物 東洋の近代化と印刷 コンピュータのメディア 音のメディア 画像・映像のメディア 執筆と読書 文書と記録 個人蔵書と図書館 出版と流通 2021/02/16

ティス@考える豚

1
H30.4.25発行。様々な地域の書物の歴史と近代におけるメディア発展を類型的に解説している。正直近代のメディア発展についてはもっと別の本で学んだ方が良いと思う。書物の発展を学ぶ上では良書

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